大衆の反逆

大衆の反逆

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセット(一八八三─一九五五)による痛烈な時代批判の書。自らの使命を顧みず、みんなと同じであることに満足しきった「大衆」は、人間の生や世界をいかに変質させたのか。一九三〇年刊行の本文に加え、「フランス人のためのプロローグ」および「イギリス人のためのエピローグ」も収録。(解説=宇野重規)

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大衆の反逆 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これからの時代に大切な事は、未来への思考である。過去に立脚した教訓を持ち、そこから未来と言う共同目標を持つことで、国民が1つとなり、あらゆることを成し遂げていくことができる。19世紀の時代は大量生産社会であり、分業の時代であった。だからこそ、機械的な人間が模範となる人間であったし、そういった人間を教

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    「言葉はこれまでの濫用によって、その権威を失墜してしまった。ここで言う濫用とは、他の多くの場合と同じく、配慮なしに、つまり道具としての限界について意識なしに使用することである。ほとんど二世紀も前から、話すとは「万人に向かって」(urbi et orbi)話すことだと言じられてきたが、これは結局、誰に

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    これは素晴らしい。
    今自分が生きている生活、社会、文明を誰が創り出し、維持しているか?これを考えないと「満足し切ったお坊っちゃん」と喝破したオルテガ。
    「大衆」論についても興味深い。
    自己批判の書として最適。

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    新しい訳であり、さすがに読みやすい。日本や中国は鼻を突き合わせて住んでいる、という言及はあったものの、やはりヨーロッパ中心、しかもスペインとフランス、イギリス中心の思想である。

    0
    2021年09月07日

    Posted by ブクログ

    間違いを犯したという実に否定的で敗北的な状況が、その間違いを認めたというだけで、その人にとっては魔法のように新たな勝利に変化するという不思議である。

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    ※激高した労働者が武装蜂起、世界初の労働者政権(パリコミューン)が成立(1871)

    人間は集団になると一体感をもち、無意識に同一の方向に動く。個々の人間の性質とは異なる集団の精神が生まれる。大勢の中にいると個人を抑制する責任感が消滅し、本能に負けてしまう。催眠・暗示を受けやすくなる(1-1)。群衆

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    私が在籍する研究室に残された先輩の研究ノートに本書の一節が書かれていたため、手に取ってみた。
     彼の言っていることをただ当時の人間に投げかけている言葉だと捉えずに、現代に生きる自分や世間の人間に照らし合わせてみれば、おそらく思い当たる節がいくつも見つかるのではないだろうか。ただ、突然やけに専門的かつ

    0
    2023年09月05日

    Posted by ブクログ

    和訳がこなれているとはいえ、自分には難しく、読むのに約1ヶ月かかってしまった。
    前半は、衆愚化に関する考察が長く、やや退屈であったが、社会や国家に関するくだりを読んで、著者が伝えたいことが、ようやく納得出来た。
    国家とは共通の未来を共有するもの、というフレーズが特に印象に残った。

    0
    2021年08月16日

    Posted by ブクログ

    どうも、この本は「大衆」の存在や生き方を批判した本ではないように感じた。
    大衆をキーワードにヨーロッパの歴史の紐解きや社会の在り方を説いた書であるように感じた。
    そうだ、社会や歴史に関する本なのだ。この本は。

    0
    2021年06月07日

    Posted by ブクログ

    熱狂を疑え。炎上をして、すぐに忘れるということが起こりがち。
    カーニバル的熱狂は超民主主義となり、保守ではない。

    0
    2021年02月20日

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