民間信仰

民間信仰

1,320円 (税込)

6pt

4.0

河童・濡れ女子のごとき魔物、疫病をつかさどるハヤリ神、人に憑く姿の見えない妖怪ノツゴ、門松・松飾りを焼く正月行事や初田植・穂掛け祝いのような農耕年中行事など―日本の民衆生活に沈殿している信仰の数々。その正体は何なのか、どのような構造で意識の底に堆積しているのか。本書は、柳田國男門下の宗教民俗学者が、日本人の宗教生活に分け入った明快な書である。高度成長期以前の暮らしのなかに多彩な怪異と信仰が蠢いている姿を活写し、日本人の精神的伝統へと踏み込んで、長く読み継がれてきた一冊。

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民間信仰 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年11月23日

    民俗学の本を読むとよく引用されているのでいつか読んでみようかと思っていた桜井徳太郎さん。
    三津田信三さんの作品の参考文献に本書が乗っていたので注文。文庫化されたのは2020年で割と最近なのね。あとがき見ると昭和44年とあった。

    民俗学を学ぶ中で、民間信仰に関することがやはり私の心惹かれる領域だった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月24日

     主に四国が中心であるが、もともとは神であったものが妖怪に堕ちた例や、同じ言葉であっても地域によって180度意味が変わってしまったものなど具体的に示し、その土地で何があったのかを見ながら今の形になった理由を考察している。例えば、四国には祟り神が多いという特徴があるが、これは長曾我部による征服や口減ら...続きを読む

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