おらおらでひとりいぐも

おらおらでひとりいぐも

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

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50万部突破の感動作、2020年、最強の布陣で映画化決定!田中裕子、蒼井優が桃子さん役を熱演、「南極料理人」「モリのいる場所」で最注目の沖田修一が脚本・監督。すべての人生への応援歌。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    おらおらでひとりいぐも
  • タイトルID
    :
    814241
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年06月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB
  • 映画化

    「おらおらでひとりいぐも」

    2020年11月6日公開
    出演:田中裕子、蒼井優、東出昌大

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おらおらでひとりいぐも のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ひたすら桃子さんの内面世界の描写が続く、脈略の無い物語だが、どんどん引き込まれてしまった。夫に先立たれた哀しみの果てに、聞こえてくる夫の声、見知らぬ人たちの声、たくさんの桃子さんの姿が通りすぎていく。
    人の期待に応え続ける人生を辞めて自由に生きようとする桃子さん。夫に会いたいと呟く桃子さん。期待などしていないはずの娘からの電話の声に高揚する桃子さん。地球46億年の歴史と自身の人生を重ねる桃子さん。人に触れたくて来た病院の待合室で自己嫌悪になる桃子さん。どんなに足が痛んでも夫の墓まで歩き続ける桃子さん。全部の桃子さんが矛盾なくありのままの桃子さんなんだと思う。一人きりで生き続けていくということは、きっと全く尋常なことではないのだ。自分は将来、どんな内面世界で生きて行くのだろうか。
    最後、自分の人恋しさを悟った桃子さんの流した涙には、思わずもらい泣きしそうになった。生きている限り、きっと何らかの希望はある。

    0
    2026年07月17日

    Posted by ブクログ

    子どもとの折り合いが悪い独居老人桃子さん(たち)の東北弁独白。著者もナレーターも岩手の人。たぶん読むより聴く方が気持ちが良い。星5つはAudible版に対する評価。老人小説にありがちなあっちの世界に行きっぱなしで終わるのかと心配したけど、なんとか現実に戻ることができたラストにホッとした。大学に入って一人称を「おい」から「おれ」「わたし」に変えた自分自身のことや、自我がない母親のことを思い出した。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    2017年芥川賞(下半期②)受賞作
    亭主に先立たれ、子は巣立ち、一人田舎に暮らす70代の桃子さんの話。

    哲学的な話だなーという印象。
    桃子さんが、
    1つの事象を掘り下げる人である。
    多数の内の声を飼ってる⁈人である。
    内省できる時間/環境がある。
    外から受ける刺激が少ない。

    まー色々掘り下げる…46億年…。

    ただ、暗く畏まった話にならない理由は東北弁にあると思う。少なくとも馴染みがない言葉なので何処かほんわかしてしまう。

    しかし、作品中「桃子さんは…」は何回あったんだろf^_^;

    0
    2025年08月13日

    購入済み

    問わず語りの桃子さん

    カピバラKSの90歳認知症老母は「誰も喋る人がいない」と言い、近所の人も「寂しそう」と言う。しかし、デイサービスを勧めると、他人に気を使うから嫌とのこと。困ったものである😔カピバラKS自身もコミュ障独身中年で、親戚とは老母介護のイザコザにより疎遠、寂しい老後まっしぐらだ。そこで本書により、おひとりさまの老後を愉しく生きるヒントを得たいと思っていた🤔その結果はさておき、主人公桃子さんは、教養ありすぎ、内省力高すぎである。可笑しくて心に刺さりまくる名調子の独白に舌を巻いた😲

    #笑える

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    これはすごい
    桃子さんはすごい
    ひたすらに自分と会話して会話して

    オレオレ詐欺にお金を出してしまう母親の心境というものにはぞわりとした
    そんなことに気づいてしまうなんて

    桃子さんの年齢にはまだ遠いけれど、こうなれるのなら、孤独でも寂しくても大丈夫な気が…しなくもない
    いや分からないな 私には孫はいないし桃子さんほどの経済的なゆとりはなさそうだし
    それでもひとりで行ぐしかね

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに感想を書かねばと思えた本

    星五つをつけたい本と出会いたい、星五つをつける本の感想しか書きたくないと思っていたので、この本との奇跡的な出会いに感謝

    桃子さんの心の叫びに度々涙した。
    人生の或る意味とか、地球史46億年ノートからも考察される生命の存在する意味(意味なんてないのだけど)そんな事を老いた女性の東北弁から自答させられる、哲学の小説だった。

    この東北弁がまたイイ。脳内に繰り広げられるありとあらゆる思考、自問自答、普段こうして考えているだろう取り留めのない事が、そう、ジャズのように東北弁で脳内を駆け巡る。それはもう、もはやお洒落で、はたまたリアルで。こうして桃子さんなりの解答に辿り着く過程が素晴らしい。

    孤独の確かさというか、ひとりになって直面する孤独というものへの準備というか心構えもさせてもらった。


    最終的に老婆がたどり着いた解答は、かけがえのない真実で、真理で、心に染み渡って、度々涙が溢れてしまった。

    老いと死を受け入れる準備をしている桃子さんの所に孫が訪ねてくるシーンも本当に素晴らしい。人生ってそういうもの。私もああやって老いていくのだろうな、と想像すると、また涙が止まらなくなってしまったのです。

    一人の女性の一生を、雄弁な東北弁で芯まで表現されていて、嘘のないリアルな人の内面の愚かさ、美しさ、雄大さ、そういう深いものに触れさせてもらった、素晴らしかったです。

    0
    2023年10月19日

    Posted by ブクログ

    かつて仕事で通い詰めた岩手、そこで聞き慣れた東北ことば、そんな事で臨場感もって楽しめた。

    「知らないごどが分かるのが一番おもしぇいごどなのであり、これを十分に探究しつつ味わい尽くすのが、この先最も興味津々なことなのだ。」そうだよ、その通り!

    0
    2026年01月22日

    Posted by ブクログ

    後半に出てくる、夫との会話や、それに続く独白のパートがとくに良かった。当たり前にずっと一緒だった存在が、ある日急にもぎ取られるように不在になる、圧倒的な孤独感が、身に迫るように感じられた。
    途中からは、小池真理子さんの、夫を想いながらのエッセイを思い出しながら読んでいた。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    たまに町中で会う「ちょっとこの人変かも」と思う人の頭の中ってこんな感じなのかも。
    差別とか嫌悪とかそういう意味ではなく、その必死さに心うたれた感じ。

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    タイトルは宮沢賢治の詩、「永訣の朝」の一節でひとりで死んでいくという意味だそうだ。その裏にはひとりで生きていくと言う意味が隠れている。

    子供達が巣立ち、連れ合いには先立たれ、気がつけばひとりぽっんと残される。
    年をとると誰もがかかえる孤独、病気そして死への恐怖。不安との裏腹にひとりで生きていくという覚悟。
    誰もが年を取ればこの状況に陥るであろう揺れ動く気持ちを東北弁で語っている。
    最初は東北弁を理解することに注意がいってしまい戸惑ったが、読み進めると主人公の気持ちがじわじわと伝わってきてグッと心を掴まれる。
    この本はまさに自分の母の姿だし、のちの私の姿である。

    0
    2024年07月01日

おらおらでひとりいぐも の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    河出文庫
  • タイトル
    :
    おらおらでひとりいぐも
  • タイトルID
    :
    814241
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年06月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB
  • 映画化

    「おらおらでひとりいぐも」

    2020年11月6日公開
    出演:田中裕子、蒼井優、東出昌大

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
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