うつも肥満も腸内細菌に訊け！

小澤祥司

母から子へと綿々と受け継がれ、人間の全細胞数の数十倍もいると言われる腸内細菌。その新たな働きが、つきつぎと明らかにされている。つくり出した物質が神経やホルモンをとおして脳にも働きかけ、さまざまな病気や、食欲、感情や精神にまで関与する。あなたの不調も攪乱された腸内細菌の働きによるのかもしれない。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 理工
• 出版社: 岩波書店
• 掲載誌・レーベル: 岩波科学ライブラリー
• ページ数: 142ページ
• 電子版発売日: 2020年05月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★★]

腸内細菌が免疫機能や、脳の働きや、病気、食欲、感情、精神にまで影響をもたらしているとするもの。非常に興味深いです。

[ブクログ · ★★★★☆]

腸内細菌の話題は最近の健康番組でもよく話題になりますが、腸と脳が連関しているとか腸内細菌が関係する興味深い事が読めます。10日間毎食ハンバーガーなどのファーストフードを食べる実験をすると腸内細菌が実験前と様変わりする。私達の食べている物は腸内細菌の餌でもあるわけで、腸に良いもの、増やしたい腸内細菌が好きな物を食べようと思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

そのうち腸内細菌測定機能付きトイレができたりするのだろうか。バランスが崩れるのは速いが元に戻すのは大変なのは心にとめおきたい。