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Posted by ブクログ
カエサルに通じる
スマホとは、そこに見えている景色が実際よりも素晴らしく見えてしまうツールだ。そして、それを見ている自分自身も肯定されやすい。それと同時に、自分とは思想が異なる人が見ている景色に対しては強い拒絶感を抱き、攻撃的な感情をぶつけやすくもなる。そうして生まれた対立が、今後、世界の人々の思想を分断させていくことは自然の成り行きだろう。(中略)スマホを使っているときには常に、いま見ている景色とは異なる「別の景色」があることを忘れない──。そんな成熟した知性を持ってほしい。(本書より)スマホ礼讃の本かと思いきや、著者はこんなことも述べている。まるでカエサルの名言「多くの人は、自分が見たいと欲する現実しか見ていない」を想起させるではないか。スマホが人間のこうした傾向を加速する、という指摘は本当に的を得ていると思う。それはさておき、本書の主題はスマホ云々よりも、まず行動しろよ、というメッセージなのではないかと受け取った。50歳を過ぎて第二の人生を考える上で大変勇気づけられる本であり、案外と若い読者より高く評価する人が多いのではないか。
Posted by ブクログ
堀江貴文氏のビジネス書を読んだ。
ただ読むだけでは、カンフル剤のような一時的な効果しか得られないので、特に気に入った箇所がメンタルヘルスにどのように役立つか考えてみた。
パソコンを開かないといけないようなタスクは、普段から意識的に減らしているので、もう使うことはない。
私たちは普段からたくさんのやるべきことを抱えている。
スタバや空港ラウンジでは、抱えきれない仕事をこなすためにノートパソコンに向かって奮闘している人が多数いる。
本当はスマホ1つで身軽に移動した方が楽だし、気づきも多いはず。
そもそもノートパソコンを使わなくても良いように仕事をある程度終えておくか、あるいは省いてしまうかのどちらかだ。
これってすごく難しい選択だけど、スマホしか持ってはいけないという制約をつけると、意外とできるのではないかと思う。
時間、場所、アングル――あらゆる制約からの解放
荷物は軽くして、できるだけ遠くへ行く。
そうすれば得るものがたくさんある。
これが私の持論だ。
スマホさえ持っていれば、通信や電子決済、出先での調べ物や書き物など、これ1台でなんでもできる。
もちろんできることには限りがあるけれど、やはりここでも「制約の美学」が活きる。
「既存の価値」と「手持ちの価値」を掛け合わせる
掛け合わせるためには、大量の良質な情報が必要だ。
そのためにはスマホで情報を取りに行く、というのがこの本の主旨だ。
この本はスマホについて書かれているけれど、スマホ×メンタルヘルスで掛け合わせてみると、いつも健康に良くないと言われるスマホでも、メンタルヘルスに役立つことがきっとたくさんあるのだと思う。
堀江さんのスマホの使い方を学ぶというより、精神科医の自分ならスマホをどう診療に活かすかという発想を得るために読んだ。
これからも、大好きなスマホ(私はiPhone一択)で創造を続けたい。
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