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戦後西側諸国の憲法の共通基準であったリベラル・デモクラシーが、「ネオリベラル」と「イリベラル」の挟撃を受けて世界的な危機に直面している。トランプ現象、イギリスのEU離脱をめぐる混迷、日本の改憲論議などを前に、戦後知識人たちの言説を手がかりにしつつ、私たちの座標軸をどこに求めるべきか考える。1979年以降21世紀まで、10年刻みで岩波新書を刊行してきた著者が新たに問う。
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Posted by ブクログ
約200ページの薄い新書ながら中身は濃い。立憲」という言葉、概念は既に明治維新のときに使われていたことを初めて知った。憲法擁護義務に反して首相が憲法改正を呼号するいま、憲法の基本的な見方を学ぶ重要性を痛感。
著者にとっては4冊目の岩波新書で、1979から10年きざみで法(憲法)と国家の有りさまを語ってきたらしい。 で、21世紀になっての本書。世界規模でのリベラル・デモクラシーの展開と現状を語っている。 しっかし大先生にとっては簡易な語り口なんだろうけど、てんでついていけないんだな。ま法律だから言葉の使い...続きを読む方に厳格なんだよね。素人には言葉尻をとらえているように思える。こう思えちゃうところが勉強不足の証拠なんだね。
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リベラル・デモクラシーの現在 「ネオリベラル」と「イリベラル」のはざまで
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樋口陽一
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