京の縁結び 縁見屋の娘

京の縁結び 縁見屋の娘

715円 (税込)

3pt

第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作は江戸の口入屋を舞台にした時代ミステリーです! 江戸・天明年間の京都。働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。代々から続く“徳を積む”という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。ある日、店に修験者が訪れ、父は男に縁見屋ゆかりの火伏地蔵堂の堂主を任せることに。お輪は「帰燕」と名乗るその男に、なぜか心を惹かれていくが……。悪縁により短命な家系に生まれた不運な娘を救うべく、謎の修験者が施す大いなる“秘術”とは? ふたりの運命は?

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京の縁結び のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 京の縁結び 縁見屋の娘
    715円 (税込)
    第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作は江戸の口入屋を舞台にした時代ミステリーです! 江戸・天明年間の京都。働き口や住む場所を紹介する「縁見屋(えんみや)」。代々から続く“徳を積む”という家訓のもと、通りすがりの修行僧や旅人などあらゆる人の世話を焼いている。娘のお輪は父と穏やかな日々を過ごしているが「店の娘は代々男児を産まず早死にする」という噂に悩んでいた。ある日、店に修験者が訪れ、父は男に縁見屋ゆかりの火伏地蔵堂の堂主を任せることに。お輪は「帰燕」と名乗るその男に、なぜか心を惹かれていくが……。悪縁により短命な家系に生まれた不運な娘を救うべく、謎の修験者が施す大いなる“秘術”とは? ふたりの運命は?
  • 京の縁結び 縁見屋と運命の子
    715円 (税込)
    京で暮らす5歳の貴和は黒笠の法師に追いかけられていたところを、神社で遭遇した少年に助けられる。そんな恐ろしい出来事のあった翌日、今度は貴和の母が姿を消してしまう――。それから数年後、12歳になった貴和は町の薬種問屋「白香堂」に奉公することになり、そこでかつて助けてくれた少年・燕児と邂逅する。燕児は縁見屋という口入屋の息子で、医者を目指して白香堂に勉強にきていたのだ。ところが燕児は言葉をいっさい発さず、それは母・お輪の命を守るために交した、ある法師との約束によるものだと聞く。いっぽう、町では疫病が流行り、貴和の友人も患っていた。ある祈祷師による祈祷が効くと評判になり、貴和が会いに行くと、そこには黒笠の法師がいて――。縁を背負った数奇な者たちの運命が、動き出す。

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京の縁結び 縁見屋の娘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ミステリーではないが人情あふれる物語。この人の描く小説は人間のいい部分を丁寧に描いている。
    大火災と人の死とひきかえに呪縛を断ち切ると言われ大火災は起こる出来事なのにそれを気に病むお輪。呪縛を解く帰燕との関係。一見弱そうにみえるお輪の芯の強さに応援したくなってしまった。
    応援したくなる気持ちで読んだ

    0
    2022年04月23日

    Posted by ブクログ

    あまり時代物は読まないのですが、これはとても読みやすかったです。
    なんだろう?久しぶりに乙女のようなドキドキ感を味わいました(笑)これってそんな作品?一応ミステリーですよね?

    叶わぬ恋っていうのは切ないながらも、女子は好きですよね。
    その辺が明暗を分けるのかな~

    この作家さんのは次回作も読んでみ

    0
    2017年09月08日

    Posted by ブクログ

    何気なく手に取った本だったけど、読み始めたら夢中になっていた。ただのミステリーというより、人情たっぷり、ファンタジーあり、さらに大きな謎に引っ張られ、心地よい時間に浸れた。天狗というキャラクターがこれほど魅力的に描かれるとは驚き。

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    『このミス』の大賞作品。
    そしてこれがデビュー作品。

    読み初めは、何か哀しい物語の始まる様な陰鬱なイメージで、少し臆してしまったが、それでも読み進めてゆくうちに、面白さで一気に読み終えた。

    京都の伝統と、何か長い年月に裏付けされた妖の存在を、物語の中に、繍込めて美しくも怪しげな物語に仕上がった。

    0
    2020年07月14日

    Posted by ブクログ

    本を読むのに時間がかかる私が一気に2日で読み終えました。
    帰燕がどのようなかたちで戻ってくるのか…結末は想像通りなのですが、その描き方が美しいです。
    ストーリー力ももちろんですが、描写の美しさに引き込まれる作品でした

    0
    2019年05月02日

    Posted by ブクログ

    楽しめた。
    ちよっと切なくも最後にみんなが幸せになれる物語
    ミステリ感はないけど、いいお話でした

    2017.10.14

    0
    2017年10月14日

    Posted by ブクログ


    【祟り】ではなく【呪縛】
    その呪縛を解くことができる、と帰燕。
    
    その帰燕の正体はだいぶ前半でわかったけど
    普通に面白かった!!
    そして徳次!!
    一途にずっとお輪ちゃんを想う徳次、
    なんかカッコイイ❀.(*´▽`*)❀.
    

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ


    江戸時代、京で口入業を営む縁見屋。
    一人娘のお輪は、母、祖母、曾祖母が皆26歳で亡くなるという悪縁を知る。

    この悪縁をどうしたものかと案じる中、謎めく行者、帰燕に出会う。

    京全土を業火にに包む最中...

    母と子という大きなテーマ。
    その中で、愛するものを守る為に罪を犯さねばならない正義。贖罪

    0
    2024年05月30日

    Posted by ブクログ

    江戸時代の京都を舞台にした、先祖の行いによって代々引き継がれてきた天狗の呪いを解くために行者の力を借りるという時代ファンタジー。
    物語の進行といい、天狗という存在の定義といい、とてもしっかりした完成度で、これがデビュー作とは恐れ入りました。
    但し、もう一つ突き抜ける何かが欲しいところです。

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    何代にも渡る呪縛とその根源、そこからの解放は壮大で面白かったんだけど…なんっっともいえないモヤモヤが残る。江戸時代はこれ当たり前?心に決めた男がいても別の男と結婚して当たり前のように幸せ~とか思えるのか?その感覚だけが分からない。

    0
    2021年09月06日

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