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「技術のSONY」として知られる世界的企業SONY。だが飛び抜けた製品も、売るためには市場が存在しなければならない。そのために営業部門はどのような工夫をしてきたのか。創業者の一人、盛田昭夫から連綿とつづく「市場を創り出す」DNAに焦点を当て、家電冬の時代の営業マンたちの苦闘と挑戦を描き出す。
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Posted by ブクログ
文春新書「さよなら!僕のソニー」を読んだのは8年前…ソニーファンである著者の愛したソニーへの決別宣言として読みました。しかし、マイクはまだ置かれていませんでした。本書はソニー版「さよならの向こう側」物語です。製品の差異は意味がなくなるという考えを持つ総帥ストリンガー時代に「愉快なる理想工場」が生み出...続きを読むしたトランジスタラジオ、テープレコーダー、トリニトロン、ウォークマンの歴史は「さよなら」を迎えたという前著、しかし著者は井深大のモノづくりDNAと表裏一体を成す盛田昭夫のマーケティングもソニーのDNAであるとし、SMOJ(ソニーマーケティング.inc)に「さよならの向こう側」を見出そうと模索するのが本書です。カンパニーに対して「こんなハードを作ってくれ」じゃなくて、「こんなサービスを始めます。それに合わせたハードを作りませんか?」と言える、ある種のプラットフォーム的な会社を目指して設立されたSMOJ。作るのはモノじゃなくてソニーファン。盛田が市場創造に必要なこととして語ったエデュケーションの最前線としてのソニーストアをフューチャーしています。著者のソニー愛が強くて「さよなら」と言ったものの、まぁ「愛したい」という想いから生まれたレポートだと感じました。たぶん今でもソニーの最大資産はモノづくり時代が生み出したユーザーのソニー愛だし、本書もその最後のひと搾りとして執筆されたのでは、と思いました。ところが最終章「終わりにかえて」に書かれていたのは、『日本の家電業界の「天国と地獄」を間近に見てきた私の最大の疑問は、どうして欧米の家電産業と同じ衰退していく道を選んだのか、ということに尽きる。それゆえ、その過程を描くことで「理由」を解明していくことを私のライフワークにした。そのさい、「経営」からではなく「現場」の視点で、経営の判断が現場にどのような影響を与え、現場はどう対応していったかを検証するという方法を採った。その意味では、本書はライフワークとなる作品(群)のプロローグにあたるものである。」だって!エピローグじゃないんだ…意気軒昂!
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