俺の唯一無二
恋愛結婚、そして家族に憧れを抱く城の従僕・ロイ。だが舞踏会の夜、獣人の国の王・ゼクシリアに見初められて一夜を共にしたことから…
見た目はいいが要領はすこぶる悪い城の従僕・ロイは、年齢による退職というタイムリミットを迎えようとしていた。遠ざかる憧れの恋愛結婚。だが舞踏会の夜、獣人の国の王・ゼクシリアに見初められ事態は一変する。お前が私の妃だ――凍るような青の瞳が甘く微笑む。姿絵を見て以来、心乱されていたその人。孕む心配のない自分だから選ばれたお妃ごっこ、心ない相手に嫁ぐくらいならと、ロイは一夜の夢に身をゆだねるが…? 後日談にはロイも頭を抱える、父と息子の葛藤の日々を収録!
《目次》
獣人王のお手つきが身ごもりまして
獣人王にお子様が生まれまして
あとがき
※2019年5月~配信開始した『【電子版】獣人王のお手つきが身ごもりまして』に後日談書き下ろし&イラスト描き下ろしを加え紙書籍化したものの電子版です。
情熱的に追いかけ続ける獣人王リア様と
勘違いしたり、状況がそうさせたりで結果的にリア様から逃げ続けてしまうロイ。
早くー、早くー、と出会いを待ちわびながら読み続けるのは楽しかったです。
子供が生まれてからのお話も書かれていて最高でした。
試し読みしましたが良かったです~。ストーリーは試し読みの範囲内ではなんとなく先の読める展開でしたが各キャラが良かったので続き読みたくなりました。挿し絵も好みだったので購入予定です。
Posted by ブクログ 2021年03月13日
とても良かったです。
ありがちな設定だし、流行りの獣人スパダリ溺愛なのではぁ?、、、って思ってたら、まぁービックリ!緻密な積み上げに、愉快な受親族たち!そして意外にアクロバティックな展開が飽きることなく読み進められました!
キャラもみんな立ってて子供も可愛かったしね。
続編が読みたくなる作品は久々で...続きを読む
みんな、勘違いや言葉足らずで、すれ違い過ぎ。
でも、リア様のロイを思う気持ちは、痛いほど伝わって来て…
能力があって、大人なリア様なのに、ロイが絡むと、とたんにポンコツになる。
もう可愛すぎ。
最後は、お互いの気持ちを伝えあって、ハッピーエンド。
産まれたお子さまは、やっぱり…