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Posted by ブクログ 2024年03月04日
本文164ページのごく短い書物でありながら、哲学解説書ではなく哲学書と呼びうる重厚さを備えた本格派の新書。
まず、1962年発行ということもあり文章が非常に格調高い。実存主義者らしいロマンチックでいて切実な言葉運びは、読み進めるには大変だがこれぞ思想、という趣を感じさせる。
また内容の面でも、著...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月11日
実存主義とはなんなのかということと実存主義者とされる思想家たちの思想を教えてくれる、ありがたい。人間は代替不能だ、死んだ人間を追って死ぬひとはあっても死んだ犬を追って死ぬひとはないだろうという記述には、著者の強い主張というよりは実存主義の人間中心主義から来るものであるにしても、かなりひいた。とはいえ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月27日
哲学というジャンルは本当に難しい。
冊数をこなさないと日本語であるはずなのに
異国の言葉に見えてきます。
まあ、実際にこの本にはドイツ語やらが
散見されるわけですが。
私というものをみつめる本。
必然的に宗教も絡んできます。
そう思うと、キリスト教というのは
なぜあるんだろうとかなぜに人は秩序の中...続きを読む
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