実存主義

実存主義

836円 (税込)

4pt

4.3

実存主義とは、「事物の存在」とは異なる「人間存在」の特有なありかたをあくまでも守りぬこうとする思想的文学的な動きをいう。実存主義を育てた第二次大戦直後の思想的状況と、実存思想の歴史的系譜を語り、ハイデガーやサルトルの思想を紹介しつつ、実存、自由、状況、他者、不安、賭、価値、神など実存主義の諸問題を論ずる。

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実存主義 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    最も分かりやすい入門書

    2023年10月18日

    本書は、恐らくですが、実存主義の入門書としては、日本で一番分かり易い。
    哲学に関して全くの素人の私でも、内容が理解できた。
    本書は、西洋哲学全般の歴史、哲学がどういった経緯で発展して来たのかを語りつつ、徐々に実存哲学の時代にまで読者を導いてくれる構成になっています。

    又、実存哲学を理解する際に初心...続きを読む

    #感動する #深い #スカッとする

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    Posted by ブクログ 2023年03月09日

    読んだ理由は『ミュウツーの逆襲』を観たからだったと思う。
    実存主義についてなんとなくの枠組みは見えてきた。
    思っていた通り、神谷美恵子の著作は実存主義の理解なしでは精読できない。
    あとで読み返す。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月04日

    本文164ページのごく短い書物でありながら、哲学解説書ではなく哲学書と呼びうる重厚さを備えた本格派の新書。

    まず、1962年発行ということもあり文章が非常に格調高い。実存主義者らしいロマンチックでいて切実な言葉運びは、読み進めるには大変だがこれぞ思想、という趣を感じさせる。

    また内容の面でも、著...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    実存主義とはなんなのかということと実存主義者とされる思想家たちの思想を教えてくれる、ありがたい。人間は代替不能だ、死んだ人間を追って死ぬひとはあっても死んだ犬を追って死ぬひとはないだろうという記述には、著者の強い主張というよりは実存主義の人間中心主義から来るものであるにしても、かなりひいた。とはいえ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年11月18日

    実存は本質に先立つ。
    多くの実存主義者の書を用いて幅広く解説していた。
    存在、現存在、実存の違い。それに伴う意見の対立。
    中々興味深い。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月27日

    哲学というジャンルは本当に難しい。
    冊数をこなさないと日本語であるはずなのに
    異国の言葉に見えてきます。
    まあ、実際にこの本にはドイツ語やらが
    散見されるわけですが。

    私というものをみつめる本。
    必然的に宗教も絡んできます。
    そう思うと、キリスト教というのは
    なぜあるんだろうとかなぜに人は秩序の中...続きを読む

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