折口信夫 日本の保守主義者

折口信夫 日本の保守主義者

902円 (税込)

4pt

3.0

民俗学者、国文学者にして釈迢空の号で知られる歌人、そして小説家でもある折口信夫。多方面にわたる業績は「折口学」と総称されるが、全貌をひととおり眺めるのは容易ではない。本書ではその生涯をたどり、関東大震災、二・二六事件、敗戦から占領へという日本崩壊への危機感がこの稀有な思想家を生み出したことを示す。さらに、折口の思想をナショナリズムとの関係性から読み解き、真の保守主義とは何かを問う。

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折口信夫 日本の保守主義者 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年12月20日

    関東大震災や二・二六事件、太平洋戦争と戦後の日本社会の変容といったできごとに対して、折口信夫がどのようなしかたでかかわってきたのかということを論じた本です。

    本書では折口を「保守主義者」と規定していますが、折口にとって守るべきものは、日本の政治や国家などではなく、人びとの社会生活だったと著者は論じ...続きを読む

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折口信夫 日本の保守主義者 の詳細情報

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