ナショナリズム入門

ナショナリズム入門

869円 (税込)

4pt

4.0

人々はなぜナショナリズムにこだわるのか? 日本と中国、ドイツ、ユーゴスラヴィアなどのヨーロッパ世界、南北アメリカなど、世界の様々な地域の多様なナショナリズムの構造を分析し、21世紀世界の最大の問題であるナショナリズムへの基礎的な知識を与える。(講談社現代新書)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ナショナリズム入門 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    869

    288p

    植村 和秀
    京都市生まれ。京都大学法学部卒業。京都大学法学部助手を経て、現在、京都産業大学法学部教授。国際日本文化研究センター共同研究員、奈良県立大学ユーラシア研究センター客員研究員を兼任。研究分野は、日本政治思想史、比較ナショナリズム論。

    ナショナリズム入門 (講談社現代新

    0
    2024年05月11日

    購入済み

    「ナショナリズム」は西洋由来の概念で日本語では「民族主義」と訳されることが一般的だが、「民族」は英語で言えばどちらかと言えば「エスニシティ」の方が近い。例えばアメリカ人がオリンピックなどで”USA! USA!”などと連呼するがアメリカのような多民族国家のナショナリズムを「民族主義」という言葉で訳する

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    「入門」の通り、ナショナリズムの理解に不可欠な「ネイション」という概念を軸にして解説している。非常に理解が容易。

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

    ハズレの少ない講談社新書。あまり馴染みのなかったナショナリズムについても本書でとりあえず基礎はわかった。
    まず「形の見えるネイション」として、島国である日本が世界でも特異なネイションである点を説明してくれるあたりが良い。
    また淡々と「東欧はアメリカのような合衆国にはなりませんでした」と説明してしまう

    0
    2017年09月25日

    Posted by ブクログ

    本書ではナショナリズムをネイションへのこだわりと捉え、ネイションを中心に紐解いていく。特にネイションの形成が人間集団単位の形成と地域単位の形成とふたつに区分し、それぞれのこだわりと、両者のせめぎ合いによる紛争やネイション形成について、さまざまな事例をもって解説する。

    ナショナリズムや民主主義は人間

    0
    2016年02月11日

    Posted by ブクログ

    ナショナリズムを、「土地を持ち、その土地の上に文化的なものや国家的なもので歴史的に形成され、ネイションへの命式と意欲が目覚めて、ネイションとして広く認知されたもの」という定義(フリードリッヒ・マイネッケによる 本書P.36より)を、いろいろな実例で検証し紹介している。

    日本の形、ドイツの変形、ドイ

    0
    2014年08月03日

    Posted by ブクログ

    「ナショナリズム」を、民族と領土と国家という三つのファクターが複雑にせめぎあう現象としてとらえ、日本のほか、ドイツやユーゴスラビア、カナダ、アメリカ、イタリア、ロシア、中国など、さまざまな国家を例に、そうしたせめぎあいの諸相を解説している本です。

    「ネイションとは何かを多くの人がさまざまに問うこと

    0
    2019年04月25日

    Posted by ブクログ

    非常勤で「エスニシティ・地域・境界」というテーマを持った社会学の講義を担当しているが、最後の事例でヨーロッパの話をする予定である。国民国家という政治システムは近代期にヨーロッパで誕生した、みたいないい加減な話をしているが、じゃあ、実際にヨーロッパ内部で国境の変動がどのようなものであったのかという知識

    0
    2015年11月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・ナショナリズム・・・ネイションに対するこだわり
    →ネイションには、人間集団単位のネイション形成と地域単位のネイション形成がある

    第一章
    ・ネイション・・・何らかのまとまりであり、ある人間集団にとって特別な土地
    →日本は、形がわかりやすく、歴史の堆積が分厚いので、ネイションとしての自明性がとても高

    0
    2014年10月06日

ナショナリズム入門 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

植村和秀 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す