武器が語る日本史

武器が語る日本史

1,683円 (税込)

8pt

3.0

歴史は戦争がつくった。
――だから軍事から見れば歴史がよくわかる!

中国で弓は、兵士の訓練を不要にする弩が主流であった。
ところが日本では扱いの難しい大型の和弓が発達した。
鏃も殺傷力を高める返しは平安末期には失われる。
なぜ攻撃の道具も防御の装具も、日本独特になっていったのか?
さらに疑問は続く……

●なぜ日本の合戦では「投げ槍」は使われなかったのか……?
●なぜ日本の「楯」はシンプルな板状なのか……?
●なぜ日本の武士は顔の真正面を装甲しなかったのか……?
●なぜ日本からは「銃剣」が発明されずに西欧人がさきがけたのか……?
●日本の馬は、強かったのか、弱かったのか……?

槍や楯の形状、騎兵の役割から火縄銃の性能、
第二次世界大戦における戦車の配備展開など、
運用面も含めて実証的に検証することで、
日本史の隠された真実を浮き彫りにする。

[本書の内容]
第1章 日本軍はなぜ「投げ槍」を使わなかったのか
第2章 朝鮮半島から離れたことで変容した日本の武器性能
第3章 鉾と楯から見た日本の武器事情
第4章 日本の騎兵はどのように戦ったのか
第5章 日本の弓はいったいどれくらいの威力があったのか
第6章 楯を軽視した特殊事情
第7章 テレビ時代劇とはまったく違う日本の合戦
第8章 なぜ大砲をうまく使いこなせなかったのか
第9章 日本人はなぜ火縄銃に銃剣をつけなかったか
第10章 日本陸軍はなぜ《性能が劣った戦車》にこだわり続けたのか

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武器が語る日本史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年05月22日

    古代から太平洋戦争までの発展もしくは発展しなかった日本の武器の歴史を二十八節で書き上げてます。前半の特に弓の威力に関して検証も行っているところはさすがです。

    0

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