さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で
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さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で

小説・文芸
594円 (税込)

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3.5

愛車のフォルクスワーゲン・タイプ2が故障し、田舎町で立ち往生した辰巳。骨休めをするはずが、住民たちの愛憎劇に巻きこまれる。「見知らぬ町で」「夏の終わりのハーモニー」「道中記」全3編を所収。シリーズ第3弾。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    さすらいのキャンパー探偵
  • タイトルID
    :
    662251
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    辰巳さんが紆余曲折あって手に入れた緩い生き方と、旅先での事件なのでよくあるハードボイルドのように関係者に必要以上に深入りしない関わり方が心地良い。
    作品中では特に何の予感もなかったのに、本当にこのシリーズは終わってしまうのかな?
    単に連続刊行が終わるだけでシリーズは続くと思いたい。

    0
    2021年12月12日

    Posted by ブクログ

     中編小説とは、長編でもなければ短編でもない。そうつくづく思わせるのが、このキャンパー探偵シリーズである。長編小説ほど人物に入れ込める時間は読者に与えられないものの、短編小説よりは人間の個性が印象深く刻まれ、凝結された個々の人生の長さや深さとが体感できる。長編小説に書き換えることができるのではないかと思えるほどに、複雑にすれ違ったり、交錯したりする人間たちの人生模様が、探偵・辰巳翔一の眼を通して、あたかも一時的に垣間見る風景みたいに、いともあっさりと通り過ぎてゆく。

     その一瞬に込められた人生の悲喜劇を目撃しては去ってゆく、探偵そのものの存在すらも儚く思われ、一時的な幻の風景みたいに思えてしまう。だが辰巳は、その事件をこそ語れど、自分がどう影響を受けたのかは決して語らない。ただ風のように現れ、そして風のように去る。そこに関わり過ぎぬことが重要であるかのように。だからこそ、彼の感傷は彼の生きざまの一片となっていくつもの物語に寄り添い続けるのではないだろうか。

     時間軸がわからなくなるほど永く編み上げられてきたはずの個人の人生を、中編という形でほんの数日を描くことのみで表現する技術、というべきものが、本シリーズではどの作品にも見られる。罪深き人たち。心優しき人たち。癒されし人たち。多くの彷徨える魂が、物語の中で、探偵の前で、100ページくらいの読書の間だけ立ち現われる。

     そして物語の終わるところに残るのは、人間の生きざまのそれぞれの悲しみと、残された温もり、優しさなのである。物語ごとに、旅するワーゲンバスに乗った辰巳翔一が、異なる場所に降り立っては、事件と関わってゆく。そして解決するのは事件でありながら、もっと大事なのは、彼のような立場のさすらい人が、にっちもさっちもゆかなくなり立ち止まったままの人々の心のもつれを、丁寧に解きほぐし、次なる選択肢を見せてあげることなのだろう。

     愚かだったり、愛情と憎悪をうまく扱えなかった人間たち。彼らの葛藤によって生じる悲劇は、どの作品の中でも張り詰めた導火線のように見える。語られる人の行動の不思議さや、運命の悪戯など、その多様さには限りがないかに思われる。このシリーズは、きっともっと書き継がれてゆくのだろう。辰巳翔一は探偵技術こそ経験上有してはいるものの、特段のスーパーマンではなく、ぼくらの周りにもいそうな、心優しい、酒と旅の好きな、読者等身大の主人公である。自分のことのように物事を観て生きるその姿勢は、扱われる事件や物語を通して、きっとこれからも多くの読者の共感を得てゆくことだろう。

    0
    2019年12月30日

    Posted by ブクログ

    手慣れた感じのハードボイルド。日本でハードボイルドというとこういう感じの作品を連想する人が多いのではないかな。ただ、事件の真相が、高度に抽象化してしまうと、三作ともほぼ同じ。またそれが物語を悲劇化するための装置であるのも、あまり気分がよくない。

    0
    2022年09月17日

    Posted by ブクログ

    07月-03。3.0点。
    さすらいのキャンパー探偵、第三弾。
    今回も、旅先で依頼を受け解決。結構ハードボイルドな感じ。ラストの結婚詐欺の話が、哀しいが面白かった。

    0
    2021年07月06日

さすらいのキャンパー探偵 見知らぬ町で の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    双葉社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    双葉文庫
  • タイトル
    :
    さすらいのキャンパー探偵
  • タイトルID
    :
    662251
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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