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過去にした理不尽な仕打ちを悔いあらため、ひたすら一途に愛し慈しんでくる王カーライルを受け入れた王妃ティルダ。しかし長い苦難は簡単にはティルダの心を溶かせないでいた。どれだけ許したところで、カーライルが罪と負い目を償い続けるかぎり過去の呪縛が二人の未来を阻むのだ。それでも欲望を隠そうとしない彼に求められるたび、身体はうずき甘い快楽に身をゆだねてしまう。「俺は嬉しい。そなたの身体が俺を欲しがっているとわかって」そんな時、ティルダの従兄である隣国の王太子がやってくる。虐げられていた時間を支えてくれた男の登場は、素直になれない二人の関係をますます複雑にさせて……。「今だけは、俺のことしか考えられなくさせてやる……っ」こじれた夫婦が辿り着いた結末は!?
※こちらは単話7~10話のセット版です。重複購入にご注意ください。
幸せになってよかった。虐められた人の心は本当には癒されないと思う。王妃のプライドは、心を守るための鎧。人の悪意という嵐から彼女を護ってきたけど、王の愛が鎧ごと彼女を護ってくれることが彼女にも伝わって、本当によかった。いつか心からの笑顔を王に見せてあげられますように。
前編では嫁いできたティルダが不憫で泣いたけど、この後半ではティルダとカーライルの関係が、切なくてもどかしくて、読んでいてつらかった。人間は魔法みたいに急に変わったりはできないけれど、ティルダたちが末長く幸せであって欲しいと切に願った。すごくいい作品でした。
1巻にも書きましたが、ああ、そういえばTLでしたね?と思うくらい内容のしっかりしたお話です。それにしても王妃のプライドに対して、王のプライド(沽券?)のなんとちっちゃいことか!1巻では王妃の境遇に涙しましたが、2巻の最後の最後で鼻の奥がツーンときちゃいました。
俺様な王がイラストも含めてかっこいいです。王妃は過去の経緯から王に対して素直な気持ちを示さないのですが、葛藤している様がいじらしい。
1冊目も良かったですが今回の2冊目もとても良かったです。一度拗れてしまうと修復するのが難しいのよく分かります。素直になるのって本当に大変ですよね。
前回は苦難が多かったけど、この話は大変なこともありつつ幸せもありという感じ。ヒーローはヒロインの従兄弟に振り回されてたけど、ヒロインがされてきた事を考えたらもっと振り回されても良いくらいだと思った。
とりあえずヒロインが幸せそうで何より。
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