岩崎弥太郎 国家の有事に際して、私利を顧みず

岩崎弥太郎 国家の有事に際して、私利を顧みず

610円 (税込)

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天保五年、土佐国に、わが国の海運の礎を築いた男児が生を享けた。後の岩崎弥太郎である。幼少時は非凡な文才を発揮したが、経済の表舞台に登場したのは慶応三年、土佐商会主任、長崎留守居役に抜擢された時である。その後、海援隊の経理を担当など、経営者としての本領を発揮していく。本書は、出生から、坂本龍馬ら幕末維新の英傑たちとの交流、そして三菱を大財閥に育て上げるまでの波瀾の一生を描いた評伝である。

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岩崎弥太郎 国家の有事に際して、私利を顧みず のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年10月01日

    作者の著作は初めてになるが、歴史小説を数多く手がけている人らしい。昭和10年生まれだから、書き下ろしの本書出版時点で74歳だろうか。かなりのベテランである。刊行時期のタイミングから、NHK大河ドラマ『龍馬伝』に合わせたものだろう。作風は奇をてらったところもなく、弥太郎の出生から死去まで、史実に沿って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月11日

    三菱グループの創始者、岩崎弥太郎を扱った小説。彼の生い立ちから、幕末・明治維新前後の活躍、そして西南の役に至る三菱の基礎を築くまでの道のりを描く。割とあっさりとした筆の運びで、同じ土佐・幕末の有名人、坂本龍馬との絡みも必要最小限といった感じ。そのほか様々な交友関係、そして三菱創業後の苦労の描き方も淡...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月12日

     岩崎弥太郎は、欧米の商売の方法など新しいことを取り入れ企業成長へと導いた。無論そこには独裁経営という体質のもとでの運営という力もあった。この独裁経営でも会社を大きくしていく力は、経営センスの持ち主だという現れが確実にある。そして、ハングリーさや屈辱が岩崎弥太郎を強い人間へとした。

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