事大主義―日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」

事大主義―日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」

902円 (税込)

4pt

4.3

事大主義とは、強者に追随して保身を図る態度である。国民性や民族性を示す言葉として、日本や朝鮮、沖縄で使われてきた。本書は、福沢諭吉、陸奥宗光、柳田国男、朴正熙、金日成、司馬遼太郎などの政治家や知識人を事大主義の観点で論じ、時代の変遷を描く。日本への「島国根性」という批判や、沖縄への差別意識はどこに由来するのか。韓国と北朝鮮の相剋の背景は何か。自虐と侮蔑が交錯した東アジアの歴史が浮き彫りに。

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事大主義―日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     事大主義の成り立ちと変遷、さらに各地における受容の経過をまとめた本書。

     事大主義がその源流においては、ただ外交政策を意味しているだけであるとは初めて知った。「大国に事(つか)える」という状況を「事大」と表す実にシンプルな言葉である。

     それに「主義」をくっつけ、今日における意味となったのは明

    0
    2019年05月14日

    Posted by ブクログ

    会社の中でも上位の役職者に対して意に反しながらも、追従したり、盲目的に指示に従う様な雰囲気が醸成され風土化されている企業は多くある。長いものには巻かれろとばかりに「はいはい」とやっている方が、サラリーマン(今やビジネスパーソンと言うべきだが)にとっては楽な事は多い。従来の制度に大いに疑問を持ち、自分

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    事大主義という言葉は朝鮮の外交政策や性向の話という認識だったが、この言葉自体は孟子の言葉から福沢諭吉が作ったものであること、朝鮮を併合したことにより日本にこの言葉が向くようになったこと、意味としては空気を読むのに似ていること、沖縄でもこの言葉が言説の中でよく使われていたこと、伊波普猷という人物のこと

    0
    2019年04月20日

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