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遊園地ドリームパークで働く広瀬悠真は、
同僚でルームメイトの色織一羽から熱烈に愛されている。
でも、一羽の中には繊細なカズハ、強引なレイの他にも
ジロウ、ミカ、シキ、イツキという複数の人格が存在していた。
それはどれも虐待を受け傷ついた一羽が
自分の心を守るため、生みだした人格だった。
そして、そんな一羽を慰め、助けてくれたのが、
偶然出会った幼い悠真だった。
悠真を自分のものにしたい──
そう願うカズハとレイに、
どちらかを選ぶことなんてできない悠真。
三人の想いの行方は……
恋と愛と魂の救済の物語、完結!
【電子限定のおまけマンガ(4P)を巻末に収録配信!!】
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※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
『レッドベリルにさよなら』(フロンティアワークス)、『腐男子高校生活』(一迅社)、『はじまりはナカから』(ジュネット)などなど、シリアス、ギャグ、エロと様々なジャンルを横断し、そのどれもが一級品というみちのくアタミ先生が、多重人格をテーマに描いた BL、面白くないはずがないです。
表紙には艶かしく乳首に舌を這わせる眼鏡男子、意味深なタイトル……逆に読まずにいるほうが難しい!
多重人格者の色織一羽は、カズハ、レイに加えてその他5人、全部で7人の人格を持っています。その中でも表に出ることが多い人格であるカズハとレイが、共にルームメイトの広瀬悠真に惹かれたことから奇妙な三角関係が始まる。
穏やかな性格で人当たりが良いカズハと、少し意地悪だけど繊細で放っておけない性格のレイ。どちらも魅力的で、悠真の心だけでなく体も2人(?)の間で揺らいでしまいます。体は同一人物なのに人格は別人なので、不思議な背徳感が……。
そして、カズハとレイが別人格と認識しつつも求められると拒めない、悠真のほだされ上手さにキュンキュンしてしまいます。そしてベッドシーンはさすがのみちのく先生クオリティ。
甘くて美しくてエッチで、もう最高です(語彙死)。
カズハとレイの両方が気になってしまう悠真ですが、解離性同一性障害(多重人格)を治すには、人格を統合していかないといけません。つまり、他5人の人格はもちろん、カズハかレイ、どちらかも消える運命にあるのです。
物語中盤くらいまでは「合法二股おいしいです(^q^)」とニコニコしながら読めるのですが、後半は……とにかく辛い。
でも、そんなずっしり感も、クライマックスで綺麗な涙に昇華され、最終的には「読んでよかった」という感想しかありません……!(語彙絶滅)
人格の消滅のあたりは泣きます。全ての人格はレイを守るために生まれてきたから。こんな苦しい思いしてるのにクソ親どもは。悠真によって救われてレイの中では多人格は染み込んでいてふとした時に出てくるのが面白い。
大満足!
感動するストーリーのなかにエロが程よく散りばめられていて、
こういう作品求めてた!と思いました
どの人格も愛おしくて好きですが、やっぱりレイとカズハがたまらん!エロい!
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