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“天才”太宰と駆けぬけた著者の青春回想録。
作家・檀一雄は太宰治の自死を分析して、「彼の文芸の抽象的な完遂の為であると思った。文芸の壮図の成就である」と冒頭から述懐している。「太宰の完遂しなければならない文芸が、太宰の身を喰うたのである」とまで踏み込んでいる。
昭和八(1933)年に太宰治と出会ったときに「天才」と直感し、それを宣言までしてしまった作家・檀一雄。天才・太宰を描きながら、同時に自らをも徹底的に描いた狂躁的青春の回想録。作家同士ならではの視線で、太宰治という天才作家の本質を赤裸々に描いた珠玉の一編である。
Posted by ブクログ 2020年07月29日
・太宰治コーナーにあったのがびっくり。
・檀一雄さんの太宰治愛がすごい。ほー。
こんな友人というか師というかいい関係。迷惑かけたりかけられたり。かけられたりのほうが多かったかもやけど。
・走れメロスのきっかけになったんじゃないかという熱海事件。なんでああいうことになってしまうのやら。お酒飲みは。
・...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月18日
めちゃくちゃおもしろかった!!!!
「ちょっと待って」「ねえちょっと待って」と息も絶え絶えに萌えながら読んだので読み終わるのに一ヶ月以上かかった。最高だった~~~!!!
・彼のような虚栄の男に恋愛が成立しない事を私はよく知っている
・僕の胸にはいろんな言葉がちぎれて飛んだ
・「ひどいね、君は。通い...続きを読む
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