五佰年ＢＯＸ（１）

宮尾行巳

遠野叶多(かなた)は、幼なじみの真奈の家から奇妙な箱を見つける。箱の中には実際の人間が生活し、よく見るとそこは中世の日本らしき世界だった。好奇心で観察を続けるが、ある時、箱の中で少女が野盗に襲われているのを見てしまい、思わずその野盗を殺してしまう。動揺した叶多は真奈に相談するため彼女の家に向かう。だがそこで真奈の父親から思いもよらぬ事実を告げられる。｢うちには真奈なんて娘はいないよ｣と。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: イブニング
• シリーズ: 五佰年ＢＯＸシリーズ
• 電子版発売日: 2017年08月23日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 95MB

[Nao · ★★★★★]

面白い

キャラクターがみんないい。ちぃうどいいSFと歴史ものの融合。パラレルワールドとかシュタゲ、時かけ好きな人はきっと楽しめると思う。ザカザカしたあらいせんだけど、繊細に見えてくるから不思議。どのキャラも好きです。続刊楽しみです。

[ねこ · ★★★★☆]

面白い

けっこう好きな展開
箱を開けるともう１つの世界が…
ポピュラスみたいな神様視点だが現実でもドラマが進行しているのが面白い。

＃シュール

[amie · ★★★★☆]

いい感じ

取り合えず無料の1巻を読んだ限りでは、かなりいい感じ。

絵はかなりキレイで、これが初連載とは思えないレベル。
ただ、「どこかで見たようなキャラ絵」ではある。

あと、細かい設定で少し違和感があったかな。
ミニチュアである箱庭と現代の現実との場所が一致しているとすれば、縮尺が違うので移動したら位置がどんどんずれていくハズだろうとか、全く予想できない変化（バタフライ効果）である以上、「元に戻す」よりも「これ以上の大きな変化を恐れる」方が先に来るだろうとか。
「昔の日本」という見た目だけで「中世」という表現が出てくるかなとも思った（普通の人は、まず「江戸自体？」と思うのでは？）し、江戸時代を外して「戦国時代ごろ」と特定しているのもちょっと違和感。

ただ、不思議で独特な設定がとにかくいい。
「神様ドォルズ」「ランド」あたりの雰囲気が好きな方には特におすすめ。

ただ、個人的にはこの先の展開にやや不安もあるという感じ…かな。
全巻（と言っても4巻+後日談）買うかどうかはこの先考えます。

＃切ない ＃エモい ＃ダーク

[じゃがいも · ★★★★☆]

アイデア思い付きがとてもいい

箱庭に戦国日本が再現するという アイデア思い付きがとてもいいと思う。現代と戦国時代はものの考え方 善悪の判断基準がずいぶん違うのに、深く考えもせず現代の考え方で箱庭に介入し逆に悪影響を及ぼす　というストーリー展開はなかなかいいと思う。いい調子で話が進んでゆくが読後感はあまり良くないのは、主人公がいわゆるヒーローでないせいか。

[ブクログ · ★★★★☆]

"映画秘宝で紹介されていた漫画を購入した。
確かに、先が気になる展開だ。
3巻まで大人買いをしたが、さてその価値があったかと、問われれば、現時点ではあった！と答えよう。

そうそうに2巻を読み始めたい"

[ブクログ · ★★★★☆]

箱を開けるともう１つの世界が…
ポピュラスみたいな神様視点だが現実でもドラマが進行しているのが面白い。

[ブクログ · ★★★★☆]

蔵の中から見つけた箱の中に、500年前の現在地の姿と生きてる人々がいる、と言う変化球タイムトラベルものになるのか。主人公カナタはマナ（年上でお隣さんの幼馴染）がずっと好きなのだが、婚約者を紹介されてしまい、自分はずっと見ているだけで終わるんだな…と落ち込んでいた矢先に手に入れた箱の中の生きてる庭。箱の中の出来事に反射で反応し、鑑賞してしまったら、マナの存在が消えてしまった。元からいなかった様に…なんとかマナを元に戻したいカナタは奔走するのだが、と言うのが大筋なんだが『僕だけがいない街』や『ランド』などの作品好きには堪らない設定。面白い！！

[ananasdinner · ★★★☆☆]

打ち切り？

終盤以外はすごく面白かったです。
オリジナルティのある設定と、先の読めないストーリーでかなり楽しめていたのですが、最後はかなり唐突に無理やり終わります。
おそらく打ち切りになってしまったのでしょう。
面白い作品だったのに残念です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

幼馴染みの真奈のため、実家の古い蔵の整理を手伝う遠野叶多。そこで発見した古びた箱。

その中にいたのは、ミニチュアの様な建物や人々。
(どうも戦国の時代のよう)。
しかし、人々は、実際に生きており、そこで生活していた...

たまたま、野盗に襲われそうになった少女を救うため、野盗を殺してしまった叶多。

そこから、箱庭の中と現実が、奇妙にリンクする。
現実の世界で、幼馴染みの真奈は、存在せず、別の男がいる世界。やがて、その記憶(親友)が徐々に生まれてくる。

これも、箱のせいなのか？
どうすれば、真奈は戻って来るのか？

[みこちん · ★★★★☆]

マナと入れ替わったマサキとの記憶も鮮明になってきて時間が経つにつれどちらも選べなくなってしまいそう。そしてまさかの恋敵が味方になるって帰ってきても辛いなぁ。箱の中とこれからどう関わっていくのか気になる。