「日本」 国号の由来と歴史

「日本」 国号の由来と歴史

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『古事記』のなかに「日本」はない。『日本書紀』には、ある。これはいったい、どういうことなのか? そもそも「日本」という言葉は、古代中国において、日の昇る木・扶桑のもとにある地をさした。中国の世界像のなかで生まれたのだ。それが、「倭国」を「日本国」と改めるというかたちで承認された。以来、近代日本に至るまでの国号の歴史をあとづける力作!

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「日本」 国号の由来と歴史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年01月31日

    古代にその後の時代で言うような「日の本(ひのもと)」という訓みと理解があったのか?という疑問からのスタートでしたが正直色々それどころじゃない目からウロコがいっぱいありました。
    まず古代ってやはり漢籍や漢文の理解があるのとないのとでは全然視野が違ってくるんだろうなと思いました。平安時代に日本書紀の講書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月04日

    「日本」という語が「日本天皇」と詔書の中で用いられ『日本書紀』も唐や朝鮮半島を対象とした対外的呼称として使われだしたが、もとは中国の文献に現れる扶桑などと関連する地理的用語から派生したものだった。その後平安時代の日本書紀の注釈読解で東海姫氏国などの称とともに中国古典を元にして様々に議論されるも自国の...続きを読む

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