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我が国最大の説話集であり、内容の多様さも文学的興趣も群を抜く「今昔物語集」。古来我が国で「世界」を意味した三国、天竺・震旦・本朝(インド・中国・日本)の一千を超える説話を収めた三十一巻(うち三巻を欠き、現存は二十八巻)のうち、本朝の世俗説話を収めた巻二十二~三十一。その平易で読みやすい全現代語訳をコンパクトに刊行。語注も充実。下巻は巻二十七~巻三十一。
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Posted by ブクログ
今昔物語集 本朝世俗篇 (下) 全現代語訳 訳:武石 彰夫 出版社:講談社 講談社学術文庫 2373 上巻につづいて、下巻も奇譚である。 眺めてみると、西洋を含めて、人の考えそうなことは、この下巻につまっている。 たのしい 人間くさい、欲が前にでているどろどろとした話である それを隠そうとも...続きを読むしないところが、古代人はおおらかというか、すましていないところがいい 庵などで、人が孤独死しても、行倒れと同じく、ほうっておかれたようだ。美人が朽ち果てていくような図も描かれること、独居老人の死に際して、亡骸を焼いてもらって祀ってもらえるだけ現代は、良心的で、衛生的な分、まだましなのである。都にある門の二階に、死体をもってこられても何もできないのが、平安京の実体なのである。老いた夫や、妻を見捨てて他の地に移ってしまうなどの話がごろごろとしています。 気になったのは、以下です ・在原業平がつれこんだ女が、鬼に食われてしまった話 ・男に連れられていった女が、実は鬼に食われていた話 ・昔の妻と寝たら、すでに死んでいたという話 ・陰陽師に、家に入ろうとする鬼から守ってもらった話 ・間男と一緒に夫を殺した女の話 ・羅城門に登ったら死体をみた盗人の話 芥川龍之介の羅生門 ・信濃国で、おばを山に捨てに行く話 楢山節考 ・故郷に置いてきた妻から怒られている夢をみたら、もどったら正夢だった話 ・狗が、人を娶る話 八犬伝? ・常陸国に、溺れた巨人が流れ着いた話 日本版ガリバー ・越後国で、小人が乗ってきた船が見つかった話 一寸法師上陸直後? ・竹取の翁、少女を発見 竹取物語 解説には、仏典などの話がでていたが、興味深かったのは、北辰の話。 北極星と、北斗七星は、ワンセットで、北辰とよばれる。北辰に結びついているのは、妙見菩薩の信仰 極をなす、北辰は、天部にいる仏の象徴なのである 参考付図・系図は上巻と変わらずでした。 <天竺編:原本まえがき> 冒頭にある原本まえがきにある、マップは以下のとおりです 講談社学術文庫では、本朝仏教説話に関する出版はありません 第1巻 天竺 仏教史、仏像霊験説話 第2巻 天竺 霊験説話 第3巻 天竺 霊験説話 第4巻 天竺 因果応報話 第5巻 天竺 因果応報話* ~ここまで講談社学術文庫天竺編(印度編) 第6巻 震旦 仏教史、仏像霊験説話 第7巻 震旦 霊験説話 第8巻 欠 推定 菩薩諸天霊験説話 第9巻 震旦 因果応報話 第10巻 震旦 世俗説話* ~ここまで講談社学術文庫震旦編(中国編) 第11巻 本朝仏教説話 仏教史 第12巻 本朝仏教説話 仏教史、三宝霊験説話、仏像霊験説話 第13巻 本朝仏教説話 仏像霊験説話 第14巻 本朝仏教説話 霊験説話 第15巻 本朝仏教説話 霊験説話 第16巻 本朝仏教説話 観音霊験説話 第17巻 本朝仏教説話 地蔵その他霊験説話 第18巻 欠 第19巻 本朝仏教説話 因果応報話 第20巻 本朝仏教説話 因果応報話 第21巻 欠 推定 皇室関係説話 ~第11巻から第21巻は、講談社学術文庫未出版 第22巻 本朝世俗説話 藤原氏逸話 第23巻 本朝世俗説話 僧俗、剛力話、 第24巻 本朝世俗説話 工芸、医術、陰陽、管弦、詩歌 第25巻 本朝世俗説話 源平武人 第26巻 本朝世俗説話 地方民衆の運命談 ~ここまで講談社学術文庫本朝世俗編(上) 第27巻 本朝世俗説話 霊鬼、狐、野猪の怪異談* 第28巻 本朝世俗説話 滑稽諧謔談 第29巻 本朝世俗説話 盗賊談 第30巻 本朝世俗説話 恋愛、和歌伝説 第31巻 本朝世俗説話 雑記、口碑伝* ~ここまで講談社学術文庫本朝世俗編(下) いわゆる奇譚は、第5、10、27、31巻にあります。 目次 凡例 巻二十七 本朝 付霊鬼 三条東の洞院の鬼殿の霊の語 第一 川原の院の融の左大臣の霊を、宇陀院見給ふ語 第二 桃園の柱の穴より指し出づる児の手、人を招く語 第三 冷泉院東の洞院の僧都殿の霊の語 第四 冷泉院の水の精、人の形と成りて捕へらるる語 第五 東三条の銅の精、人の形と成りて堀り出ださるる語 第六 在原業平の中将の女、鬼に噉(く)らはるる語 第七 内裏の松原にして、鬼、人の形と成りて女を噉(く)らふ語 第八 官の朝庁に参りたる弁、鬼の為に噉(く)らはるる語 第九 仁寿殿の台代の御灯油取る物来る語 第十 或る所の膳部、善雄伴の大納言の霊を見る語 第十一 朱雀院にして、餌袋の菓子を取らるる語 第十二 近江の国の安義の橋の鬼、人を噉(く)らふ語 第十三 東国より上る人、鬼に値ふ語 第十四 産女南山科に行き、鬼に値ひて逃ぐる語 第十五 正親の大夫__、若き時鬼に値ふ語 第十六 東人、川原の院に宿りて妻を取らるる語 第十七 鬼、板と現じ人の家に来て人を殺す語 第十八 鬼、油瓶の形と現じて人を殺す語 第十九 近江の国の生霊、京に来て人を殺す語 第二十 美濃の国の紀遠助、女の霊に値ひて遂に死ぬる語 第二十一 猟師の母、鬼と成りて子を噉(く)らはむとする語 第二十二 幡磨の国にて、鬼人の家に来て射らるる語 第二十三 人の妻、死にて後旧の夫に会ふ語 第二十四 女、死にし夫の来たるを見る語 第二十五 河内の禅師の牛、霊の為に借らるる語 第二十六 白井の君、銀の提を井に入れて取らるる語 第二十七 京極殿にして、古歌を詠むる音有る語 第二十八 雅通の中将の家に、同じ形の乳母二人在る語 第二十九 幼児を護らむが為に、枕上に蒔きたる米に血付く語 第三十 三善清行の宰相、家渡りする語 第三十一 民部の大夫頼清の家の女の子の語 第三十二 西の京の人、応天門の上に光る物を見る語 第三十三 姓名を呼ばれて、野猪を射顕はす語 第三十四 光有りて死人の傍に来たる野猪、殺さるる語 第三十五 幡磨の国印南野にして、野猪を殺す語 第三十六 狐、大榲の木に変じて射殺さるる語 第三十七 狐、女の形に変じて幡磨安高に値ふ語 第三十八 狐、人の妻の形と変じて家に来る語 第三十九 狐、人に託きて取られし玉を乞ひ返して恩を報ずる語 第四十 高陽川の狐、女に変じて馬の尻に乗る語 第四十一 左京の属邦利延、迷はし神に値ふ語 第四十二 頼光の郎等平季武、産女に値ふ語 第四十三 鈴鹿の山を通る三人、知らぬ堂に入り宿る語 第四十四 近衛の舎人、常陸の国の山中にして歌を詠ひて死ぬる語 第四十五 巻第二十八 本朝 付世俗 近衛の舎人共稲荷詣でして、重方女に値ふ語 第一 頼光の郎等共、紫野に物を見る語 第二 円融院の御子の日に参りたる曾禰吉忠の語 第三 尾張守__の五節所の語 第四 越前守為盛、六衛府の官人を付語 第五 歌読元輔、賀茂の祭に一条の大路を渡る語 第六 近江の国の矢馳の郡司の堂供養の田楽の語 第七 木寺の基僧、物咎めに依りて異名付く語 第八 禅林寺の上座の助泥、破子を欠く語 第九 近衛の舎人の秦武員、物を鳴らす語 第十 祇園の別当の戒秀、誦経に行なはるる語 第十一 或る殿上人の家に忍びて名僧通ふ語 第十二 銀の鍛冶の延正、花山院の勘当を蒙ぶる語 第十三 御導師仁浄、半物に云ひ合ひて返さるる語 第十四 豊後の講師、謀りて鎮西より上る語 第十五 阿蘇の史、盗人に値ひて謀り遁るる語 第十六 左大臣の御読経所の僧、茸に酔ひて死ぬる語 第十七 金峰山の別当、毒茸を食ひて酔はぬ語 第十八 比叡の山の横河の僧、茸に酔ひて誦経する語 第十九 池の尾の禅珍内供の鼻の語 第二十 左京の大夫__、異名付く語 第二十一 忠輔の中納言、異名付く語 第二十二 三条の中納言、水飯を食ふ語 第二十三 穀断の聖人、米を持ちて咲はるる語 第二十四 弾正の弼源顕定、?(まら)を出だして咲はるる語 第二十五 安房守文室清忠、冠を落して咲はるる語 第二十六 伊豆守小野五友の目代の語 第二十七 尼共、山に入り茸を食ひて舞ふ語 第二十八 中納言紀長谷雄の家に狗を顕はす語 第二十九 左京の属紀茂経、鯛の荒巻を大夫に進る語 第三十 大蔵の大夫藤原清廉、猫を怖るる語 第三十一 山城介三善春家、蛇に恐づる語 第三十二 大蔵の大夫紀助延の郎等、唇を亀に咋はるる語 第三十三 筑前守藤原章家の侍錯ちする語 第三十四 右近の馬場の殿上人の種合せの語 第三十五 比叡の山の無動寺の義清阿闍梨の嗚呼絵の語 第三十六 東人、花山院の御門を通る語 第三十七 信濃守藤原陳忠、御坂に落ち入る語 第三十八 寸白、信濃守に任じて解け失する語 第三十九 外術を以て瓜を盗み食はるる語 第四十 近衛の御門に人を倒す蝦蟆の語 第四十一 兵立つる者、我が影を見て怖れを成す語 第四十二 傅の大納言の烏帽子を得たる侍の語 第四十三 近江の国の篠原の墓穴に入りたる男の語 第四十四 巻第二十九 本朝 付悪行 西の市の蔵に入りたる盗人の語 第一 多衰丸調伏丸二人の盗人の語 第二 人に知られぬ女盗人の語 第三 世に隠れたる人の聟と成りたる__語 第四 平貞盛の朝臣、法師の家にして盗人を射取る語 第五 放免共、強盗と為り人の家に入りて捕へらるる語 第六 藤大夫__の家に入りたる強盗捕へらるる語 第七 下野守為元の家に入りたる強盗の語 第八 阿弥陀の聖、人を殺して其の家に宿り殺さるる語 第九 伯耆の国府の蔵に入りたる盗人殺さるる語 第十 幼児、瓜を盗み父の不孝を蒙ぶる語 第十一 筑後の前司源忠理の家に入りたる盗人の語 第十二 民部の大夫則助が家に来たる盗人、殺害の人を告ぐる語 第十三 九条堀河に住む女、夫を殺して哭く語 第十四 検非違使、糸を盗みて見顕はさるる語 第十五 或る所の女房、盗みを以て業と為し見顕はさるる語 第十六 摂津の国の小屋寺に来て鍾を盗む語 第十七 羅城門の上層に登りて死人を見たる盗人の語 第十八 袴垂、関山にして虚死にして人を殺す語 第十九 明法博士善澄、強盗に殺さるる語 第二十 紀伊の国の晴澄、盗人に値ふ語 第二十一 鳥部寺に詣でたる女、盗人に値ふ語 第二十二 妻を具して丹波の国に行く男、大江山にして縛らるる語 第二十三 近江の国の主の女を美濃の国に将て行きて売りたる男の語 第二十四 丹波守平貞盛、児干を取る語 第二十五 日向守__、書生を殺す語 第二十六 主殿の頭源章家、罪を造る語 第二十七 清水の南辺に住む乞食、女を以て人を謀り入れて殺す語 第二十八 女、乞丐に捕へられて子を棄てて逃ぐる語 第二十九 上総守維時の郎等、双六を打ちて突き殺さるる語 第三十 鎮西の人、新羅に渡りて虎に値ふ語 第三十一 陸奥の国の狗山の狗、大蛇を咋ひ殺す語 第三十二 肥後の国の鷲、蛇を咋ひ殺す語 第三十三 民部の卿忠文の鷹、本の主を知る語 第三十四 鎮西の猿、鷲を打ち殺して、恩を報ぜむが為に女に与ふる語 第三十五 鈴香の山にして、蜂、盗人を螫し殺す語 第三十六 蜂、蜘蛛に怨を報ぜむとする語 第三十七 母牛、狼を突き殺す語 第三十八 蛇、女陰を見て欲を発し、穴を出でて刀に当たりて死ぬる語 第三十九 蛇、僧の昼寝の?を見て呑み、婬を受けて死ぬる語 第四十 巻第三十 本朝 付雑事 平定文、本院の侍従に仮借する語 第一 平定文に会ひたる女、出家する語 第二 近江守の娘、浄蔵大徳と通ずる語 第三 中務の太輔の娘、近江の郡司の婢と成る語 第四 身貧しき男の去りたる妻、摂津守の妻と成る語 第五 大和の国の人、人の娘を得る語 第六 右近の少将__、鎮西に行く語 第七 大納言の娘、内舎人に取らるる語 第八 信濃の国の姨棄山の語 第九 下野の国に住み、妻を去りて後返り棲む語 第十 品賤しからぬ人、妻を去りて後返り棲む語 第十一 丹波の国に住む者の妻、和歌を読む語 第十二 夫死にたる女人、後に他の夫に嫁がざる語 第十三 人の妻、化して弓と成りて後、鳥と成りて飛び失する語 第十四 巻第三十一 本朝 付雑事 東山科の藤尾寺の尼、八幡の新宮を遷し奉る語 第一 鳥羽の郷の聖人等、大橋を造りて供養する語 第二 湛慶阿闍梨還俗して、高向公輔と為る語 第三 絵師巨勢広高、出家して還俗する語 第四 大蔵の史生宗岡高助、娘を傅く語 第五 賀茂の祭の日、一条の大路に札を立てて見物したる翁の語 第六 右少弁師家の朝臣、女の死に値ふ語 第七 灯火に影移りて死にたる女の語 第八 常澄安永、不破の関にして夢を見る語 第九 尾張の国の匃経方(まがりのつねかた)、妻の事を夢に見る語 第十 陸奥の国の安倍頼時、胡国に行きて空しく返る語 第十一 鎮西の人、度羅の島に至る語 第十二 大峰を通る僧、酒泉郷に行く語 第十三 四国の辺地を通る僧、知らぬ所に行きて馬に打ち成さるる語 第十四 北山の狗、人を妻と為す語 第十五 佐渡の国の人、風の為に知らぬ島に吹き寄せらるる語 第十六 常陸の国の__郡に寄りたる大きなる死人の語 第十七 越後の国に打ち寄せられたる小船の語 第十八 愛宕寺の鐘の語 第十九 霊巌寺の別当、巌を砕く語 第二十 能登の国の鬼の寝屋島の語 第二十一 讃岐の国の満農の池頽したる国司の語 第二十二 多武峰、比叡の山の末寺と成る語 第二十三 祇園、比叡の山の末寺と成る語 第二十四 豊前の大君、世の中の作法を知る語 第二十五 打臥の御子の巫の語 第二十六 兄弟二人、萱草紫菀を殖うる語 第二十七 藤原惟規、越中の国にして死ぬる語 第二十八 蔵人の式部の拯貞高、殿上にして俄かに死ぬる語 第二十九 尾張守__、鳥部野に人を出だす語 第三十 太刀帯の陣に魚を売る嫗の語 第三十一 人、酒に酔ひたる販婦の所行を見る語 第三十二 竹取の翁、女児を見付けて養ふ語 第三十三 大和の国の箸の墓の語 第三十四 元明天皇の陵を点じたる定恵和尚の語 第三十五 近江の鯉と鰐と戦ふ語 第三十六 近江の国の栗太の郡の大柞の語 第三十七 解説 参考付図・系図 ISBN:9784062923736 判型:文庫 ページ数:760ページ 定価:2460円(本体) 2016年08月11日
高校の古典の時間には意味を掴むのでいっぱいだったが、現代語訳なので古典がスイスイ読め、話自体の面白さを味わうことができる。 だいたい一話2.3ページ程度で、この巻だけでも180もの話が連打され、目眩がする。 付霊鬼、怪綺談に興味があって読む。 知らない山小屋に泊まろうとして鬼に食い殺される話が多い...続きを読む。 どの話も最後に一言、教訓めいた総括がなされるのだが、知らない家に泊まってはいけない、ってそりゃそうだろと思う。 また、鬼に襲われるのには道理があるものの、狐や狸は理由なく化かそうとしてくるらしく、ほとんど逆に狐が殺されて話が終わる。 羅生門、藪の中、鼻など芥川作品の元になった話が出てくるほか、聞いたことがないくらい奇妙な展開の話があったりして昔の日本人やべえってなる。 巻第三十一、本朝、付雑事、第十三〜第十五の異郷説話、かくれ里の話が特に好きだ。
評価は上巻と同じで、「本文は面白い。解説はクソ。」 人間は千年経っても本質的には変化していないのだと感じさせられる。エピソードの範囲も広く、風流の世界から庶民の生活、僧侶の世界、オカルト、武士(侍)など様々な階級の人々を扱っているし、(基本的には京や近畿中心だが)蝦夷の話や東国の様子も扱っている。...続きを読む 一方、解説だけなら2点がつくかも怪しい。 何につけても仏教と絡めようとするが、「今昔」の説話すべてが仏教に通ずるとは思えないし、内容も独りよがりで著者の興味のあることを書いているだけ。あれは「解説」ではない。 物語の背景には当時新興の仏教以外に神道の影響も強く感じられるし、貴族と庶民の生活や価値観の違い、共通点(当時の常識)についても解説が無ければ「今昔」の幅広いエピソードを理解する助けにはならない。 時代背景も、武士の台頭する時代=非貴族階級の活躍や社会不安について論じなければ一部エピソードの残酷さや生きづらさの意味が伝わってこないのでは無いかと思われる。 女性を物語の中心に据えた説話も多く(特に庶民の女性の話もいくつもある)これも当時としては珍しいことのようにも感じるが、その点の解説もないようだ(;解説は途中で読むのをやめたため詳細は不明)。当時の男女の扱いの差は大きく、それぞれの生き方の違いは解説すべき内容だと思うのだが・・。
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