花冷え

北原亞以子

紺屋の大店の末娘おたえは、幼くして両親を亡くし、叔父の店で育った。奉公人の弥吉は、5つ年上の型付け職人。いい仲になった2人を、叔父は夫婦養子にと考えていたのだが……。ささやかな幸せを求め健気に生きている、そんな女の一途な想いを情感溢れる筆致で細やかに描いた、珠玉の時代小説7篇を収録。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社文庫
• 電子版発売日: 2016年05月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

膝蓋骨を骨折して手術•入院するはめに
手術の痛みが治って病棟の談話室を覗いてみると、先客が残した本がいくつかあり、そのうちの一冊
どの話も面白いのだけれど、ドラマだと「来週につづく」といったところで終わってしまう
「ほんで？ほんでどうなるん？」
『古橋村の秋』は石田三成のお話
あまりにも続きが気になりすぎて、石田三成についてググってしまった
それくらい、終わってからの続きが気になる物語ばかり

収録作品
花冷え
虹
片葉の葦
女子豹変す
胸突坂
古橋村の秋
待てば日和も

[ブクログ · ★★★☆☆]

時代物は初めて読むかも。
まだ途中だが、江戸言葉が新鮮で、読書をしているのに聴覚が刺激される感じがする。

[ブクログ · ★★★☆☆]

宇江佐真理の作品、読むのがなくなっちゃったので北原さんに手を出したんだけど・・・やっぱりイマイチかなぁ。
時代ものってラストをぼかすものなんだろうか？
宇江佐さんのはラストがきっぱりしてて好きなんだけどね。