あらすじ
紺屋の大店の末娘おたえは、幼くして両親を亡くし、叔父の店で育った。奉公人の弥吉は、5つ年上の型付け職人。いい仲になった2人を、叔父は夫婦養子にと考えていたのだが……。ささやかな幸せを求め健気に生きている、そんな女の一途な想いを情感溢れる筆致で細やかに描いた、珠玉の時代小説7篇を収録。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
木戸番小屋シリーズ、慶次郎縁側日記シリーズを詠み終わってしまって、未読の著作を探しているなかでの一冊。
江戸の人情噺は大好きだけど、みんな重いものを背負っている。
「女子豹変す」面白かった...
Posted by ブクログ
膝蓋骨を骨折して手術•入院するはめに
手術の痛みが治って病棟の談話室を覗いてみると、先客が残した本がいくつかあり、そのうちの一冊
どの話も面白いのだけれど、ドラマだと「来週につづく」といったところで終わってしまう
「ほんで?ほんでどうなるん?」
『古橋村の秋』は石田三成のお話
あまりにも続きが気になりすぎて、石田三成についてググってしまった
それくらい、終わってからの続きが気になる物語ばかり
収録作品
花冷え
虹
片葉の葦
女子豹変す
胸突坂
古橋村の秋
待てば日和も