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名もなき工人が作る民衆の日用品の美、「民藝」。大正時代半ばから二十年近い歳月をかけて日本各地で手仕事の「用の美」を調査・収集した柳宗悦は、自然と歴史、そして伝統によって生み出される美を探求し続けた。著者がみずからの目で見、選び取った正しい美しさとはなにか。日本文化が世界的に注目される現代、今なお多くの示唆に富む日本民藝案内。
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Posted by ブクログ 2018年04月16日
柳宗悦(1889~1961)著「手仕事の日本」(2015.6)、原本は1948.6に刊行されたそうです。「手仕事」から視た日本の姿を描いたもので、同時に、郷土という存在が大きくクローズアップされています。関東が相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸、上野、下野で、山陽道は播磨、美作、備前、備中、備後、安...続きを読む芸、周防、長門。九州は筑前、筑後、肥前、肥後、豊前、豊後、日向、大隅、薩摩と。そんな説明も嬉しいです。子供の頃は、結構馴染んでいたんですw。その土地その土地の手仕事に思いを馳せながら、地理と歴史を感じました!
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