戦国の作法 村の紛争解決
  • 値引き

戦国の作法 村の紛争解決

1,045円 (税込)
522円 (税込) 12月18日まで

2pt

3.0

中世の村はひたすら明るかったのか。あるいは村の隅々にまで戦国大名の支配が浸透していたのか――実態は「自力」のさまざまな発動が織りなされる熟した社会であった。村同士の争い事の際の言葉戦いという挑戦の作法、暴力の回帰や反復を避けるための人質・わびごとの作法、また犯罪解決のための自検断の作法などを検証し、中世の村の実相に迫る。(講談社学術文庫)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

戦国の作法 村の紛争解決 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    藤木先生の著作を読むのは、大学生ぶりか。

    戦国時代の法や自治権の大家。

    戦国時代を勉強したいと思うなら、藤木先生の著作は外せない。

    このコロナ禍で藤木先生が亡くなられたとのこと。

    残念である。合掌。

    0
    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    戦国期における、村に生活する人々をテーマにした研究書。

    戦国期、足軽・雑兵に代表される一般兵士の集団線が主役となった。
    それは、鎌倉武士が戦う前に行っていた、大将同士の詞戦から、雑兵同士の詞戦の変遷をたどることからもわかる。
    この「詞戦」が、敵の士気を削ぎ、味方の士気を鼓舞する重要な戦であった。

    0
    2013年09月17日

    Posted by ブクログ

    戦国時代の民衆が、ただただ略奪されていただけかと?
    いいえ、なかなか逞しくてよ。
    史料を丁寧に取り扱っての論証は、とても説得力があります。
    口合戦は呪術的な意味や、実際に敵を挫き、見方の四季を上げるのに使われたと、最初に述べています。
    村同士の紛争を解決するために、人質(若い大人、特に成人男性は含ま

    0
    2010年10月08日

    Posted by ブクログ

    ラジオ深夜便2009年7月16日放送分で、この本の著者、藤木久志氏が「村に戦争が来る 戦国時代の危機管理」というタイトルで話をされていた。それが非常に面白かったのでこの本を読んでみたのだが、いささかこの本は手強かった。
    上目次に掲げたようなテーマについて丹念に古文書を挙げいく。解説付きの読みやすく整

    0
    2014年01月29日

戦国の作法 村の紛争解決 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社学術文庫 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

藤木久志 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す