紫の女

紫の女

623円 (税込)

3pt

3.5

なぜ“誰かの女”に欲情するのだろう? 性愛小説の女王が描く、現代の『源氏物語』。「源氏物語」をモチーフに、禁断の関係におちてゆく男女の情愛の行方を艶やかな筆致で描く、粒ぞろいの官能短編集。若い部下に妻を寝取られたことを知った夫は、部下にある命令をし(「若菜」)、客を誘惑したタクシーの女性運転手には、秘められた過去が(「夕顔」)――古典に新たな命を吹き込んだ、7つの欲望の物語。

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紫の女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月09日

    2019年、2冊目は昨年末に購入、今年の初読み用にとっておいたモノ。

    性愛小説の女王、花房観音が、『源氏物語』を下敷きに平成の世に送り出した短編集。七編収録。

    今回はタイトルのみ紹介。
    『夕顔』
    『若菜』
    『朧月夜』
    『藤壺』
    『葵上』
    『紫の女』
    『光る君』

    ラスト、『光る君』以外は、久々、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月03日

    「源氏物語」をモチーフにした現代版源氏物語といった感じの短編集。 この作品は、そんなに過激な描写はないけど、やはり京都という土地の持つ淫靡、妖艶、魅惑的というような感じが、花房さんらしくていい。 最後の光る君、鈴音からの言われようは少し気の毒な気がしないでもないけど、ここで心を入れ替えられれば、それ...続きを読む

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