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「勝利至上主義は、もう辞めよう」
野球をする子供たちの数は、少子化よりも激しい勢いで減っている。それはなぜか? 甲子園で勝つことを究極の目標にした勝利至上主義が、子供たちへの間違った指導法を招き、たくさんの有望選手が将来の道を絶たれているのだ。その現状を変えるため、横浜DeNAベイスターズのキャプテンであり、WBC代表にも選出された「日本の4番」が、勇気を持って発言した。自らの体験に基づく提言の書。
「僕がこの本を書こうと思ったのは、子供たちに野球の楽しさそのものを取り戻してもらいたかったからです。野球をやる子供たちがどんどん減っているのに、抜本的な問題がほとんど話し合われていないように感じたからです。」(エピローグより)
【目次】
プロローグ ドミニカに僕の野球の原点があった
第1章 バリー・ボンズになりたかった
第2章 兄が導いてくれた道
第3章 バッティングに悩み続けた頃
第4章 「勝利至上主義」が子供たちの未来を奪う
第5章 堺ビッグボーイズの試み
エピローグ 「空に向かってかっ飛ばせ!」
Posted by ブクログ 2019年08月11日
今のプロ野球界で大活躍をしている選手だが、今のスポーツ界というか日本に蔓延している考え方に問題提起をしている内容だった。
特攻隊みたいな押し付けをする教育や指導者は結局才能のある子供たちの未来を奪っていく。
選手ファーストであるべきだし、創造性や自分の意思を貫く強さがスポーツに限らず今後の社会で生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月12日
闘いに挑む凛々しき戦士の眼光。
子供たちと野球を楽しむ青年の心からの笑顔。
表紙の筆者の対照的な表情は、同じ人物とは思えない落差がある。
だが、この2枚の写真こそがこの本のテーマだ。
横浜DeNAベイスターズのキャプテンにして、侍ジャパンの主砲。
著者は日本中の野球少年たちの憧れの存在...続きを読む
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