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没後20年を記念して、夭逝した天才漫画家ねこぢるの全作品を電子化!
一目見たら決して忘れられないキュートなネコ姉弟「にゃーこ」と「にゃっ太」が帰ってきた。「しっこ、ちっこ、ぴゅー、しゅー♪ アホ、バカ、死ね!!」。可愛いのにザンコク、下品なのに深遠、淡々としながらも超エキセントリック。1990年にデビューし、98年に31歳で死去するまでに描いた全作品を、上下巻1600ページに収めた超永久保存版。ラルク・アン・シェルのhydeをはじめ松尾スズキや中川翔子など多くのクリエイターが熱狂的に支持した、珠玉の作品群が電子書籍として甦る。
下巻では、夫の漫画家・山野一とインド、ネパールを旅した体験を綴った『ぢるぢる旅行記』、神さま修行中のネコ姉弟が大騒動を巻き起こす『ねこ神さま』、しろ太とくろ太が母を求めて旅をする『ねこぢるまんじゅう』、遺作『ガラス窓』、特殊漫画家・根本敬と山野一との特別対談など約800ページを収録。
(下巻の内容)
ねこ神さま/ぢるぢる旅行記/ねこぢるまんじゅう/ぢるぢる昔ばなし/ねこぢるごはん/ぢるぢる見聞録/ねこぢる汁/ねこぢる食堂/ぢるぢるおまけばなし/ぢるぢるねこばなし他
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
ねこぢるのルポを読むと実話を下敷きにしているのに、どこか創作性を感じる。
それは作者自身のキャラクターがフィクションの中で強く生きていたからなのか。
ともすれば差別主義者のようにも見えるねこぢるは一体どんな目線で世界を見つめていたのだろうか。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
一見、ネコの絵がかわいくて、動物系かと思ったが、読んでみると
「エグい・・・。でもオモシロイ」
みんなが思ってても口にしないコトとか、残酷なコトとか、いわゆるタブーっぽいコトとかしれっと書かれてるんだけど、ネコのかわいさで相殺されてるか。
かわいさ・幼児的な残酷さ・超現実なんかが混在してる。...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月06日
「天才」の定義が、「常人には出来ないことが出来るひと」ならば
やっぱこの人は天才だったんだろうなーと思う。特殊ではあるけれど。
「楽園」と「家畜」の話が特にすき。特に家畜のオチは何度読んでも秀逸。
人間なら誰しも一度は思ったことのある、腹の底の黒い感情を
タブー?なにそれおいしいのっとブチ撒けた、...続きを読む
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