夜の終る時/熱い死角 ──警察小説傑作選

夜の終る時/熱い死角 ──警察小説傑作選

825円 (税込)

4pt

3.8

実直な刑事の徳持が捜査に出たきり行方不明になった。捜査係は総力をあげて事件の解決に乗りだすが、彼とやくざについての噂が同僚のあいだに疑念を呼び起こす。そんな中、徳持はホテルで扼殺死体となって見つかる(『夜の終る時』)。二部構成の鮮やかさと乾いた筆致で描かれる警察組織の歪みのリアルさは今なお色あせない。日本推理作家協会賞を受賞した警察小説の金字塔に4作の傑作短篇を増補。

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夜の終る時/熱い死角 ──警察小説傑作選 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年06月10日

    初期の警察小説。時代の空気は古いものの、懐かしいさを感じさせるが、展開は、かっこいい。アメリカの警察ものに通じる。

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月21日

    火曜サスペンス劇場の再放送を楽しんだという感じ。
    ♪さあ~、眠りなさい~とエンディングテーマが流れてきそうだった。♪いつか~来た道~な方かな?

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月30日

    実直な刑事の徳持が捜査に出たきり行方不明になった。捜査係は総力をあげて事件の解決に乗りだすが、彼とやくざについての噂が同僚のあいだに疑念を呼び起こす。そんな中、徳持はホテルで扼殺死体となって見つかる(『夜の終る時』)。二部構成の鮮やかさと乾いた筆致で描かれる警察組織の歪みのリアルさは今なお色あせない...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年05月18日

    1963年かー、「夜終わる時」。
    さすがにそんな頃の昭和は知らない。でも、読んでいて、昭和のあの夜の暗さがじんわり迫ってくる感じがよかった。
    だからさ、夜が蛍光灯の白くまばゆい明かりでなく、白熱電球の赤みがかった灯りだった頃…

    と、なんだか前に片岡義男を読んだせいなのかw、妙に文章を飾っているよう...続きを読む

    0

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