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Posted by ブクログ
著者の講演を聴き、そして同郷の二年先輩という親近感もあり読んだ本です。聖武天皇・光明皇后のことは少し歴史の教科書をかじったくらいであまり認識はなかったのですが、この本を読んで、二人は同い年で、兄妹のように育ったということを初めてしりました。
そして、藤原不比等、藤原氏、橘氏、大伴氏などなどの権力抗争、仏教と古代国家の関係など、学ぶことが多い本でした。
あとがきにあるのですが、古代史研究における奈良朝から平安朝への移行、孝謙=称徳女帝の父聖武天皇、そして、孝謙、聖武にとって切っても切り離せない光明皇后のこと、著者が長年取り組んできたことの一定のまとめがこの本のようである。
これをきっかけに、この時代の後先についてもう少し関係する本を読んで見たい気になりました(笑)。
Posted by ブクログ
20220503 -0518 丁度奈良旅行へ行くので、どっぷり浸ろうと持参。光明皇后については、どちらかというと夫の聖武天皇を支えてというか凌駕するような男勝りの藤原家の皇后、というイメージが強い(漫画や小説などでもそんな感じ)。本書では夫(天皇家)と実家(藤原氏)の狭間に立って調整を図りながら苦悶する女性、という感じ。聖武天皇が意外に(失礼!)独裁的な王権をふるう権力者、という側面があったことを歴史書や遺物等から掘り起こしていて、そこは新鮮な書き方だった。著者は光明皇后に対する思い入れが深いみたいで、やや主観的な書きぶりになっているところがちょっと残念ww。
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