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14歳の黒沢翔はクラスでも目立たない地味な存在。冷めた価値観(若干の厨二病)で同級生からは距離を置き、どこか周囲を見下していた。そんな彼の趣味は女子トイレでの自慰行為。学内の女子をターゲットに、妄想と優越感に浸る彼だったが、ある日それをクラスの女子に目撃されてしまう……。
破綻した日常の先に少年は何を見出すのか。
青春とはとなにか?人生とはなにか?友とは?恋とは?
思春期なら誰もが抱く答えのない問いに、オナニーを通して向き合う衝撃の感動作。
「これは破壊と再生の物語(ストーリィ)、人生の教科書です。」
なかなかすごい
今までほとんど目にしたことの無いような、なかなかすごいマンガ。
ネタ自体は取り立ててすごい訳ではなく、「日常でありそうでない話、いや、ひょっとするとそれなりにありうるかもしれない話」かもしれない。
ただ、着目点とそこからの展開もありきたりのマンガとは違い、深層心理を良く突いていると思う。
ただ、タイトルが悪い。
これでは、単なる変なギャグマンガのようで、読み始める段階に至らない人が多そう。
原作小説でも、後に「キャッチャー・イン・ザ・トイレット!」に変えたそうだが、この新しいタイトルが良いかどうかは別としても、もう少し違うタイトルで良かったのではないかと思う。
絵は作画担当が後に週刊少年ジャンプで連載を持つ人物という事もあり比較的見やすいが、ペン入れがきちんとされていない。
セリフも手書きのところもあり、このあたりはWEB無料マンガという感じがする。
トータルとして、2007年頃ネット上でかなり話題になっただけはある、一読する価値のある作品だと思う。
取り戻したい中高時代
くだらなさ漂う表紙と題名、エロギャグ系かと思い若干の期待も込めて試し読んだ。最終的には主人公の思考に感情移入してしまい、人に恵まれること、自分を見つめることの大切さを感じた。こんなに出来たいい奴らは、たぶん実際の中学生にはいないだろうと思うけど、社会人になった今、下らない人間関係の中で生きていかなければならない苦しさが、この漫画を読むことですっとほぐれる。なんて純粋な奴らなんだと
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