ロンドン狂瀾(下)
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ロンドン狂瀾(下)

660円 (税込)

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4.0

ロンドンでの難交渉を終え、全権団は帰国した。しかし、条約の内容を受け入れられない軍令部は、統帥権の独立を楯に批准に反抗。輿論は二分し、議会での論戦も混迷の一途を辿るばかり。土壇場での条約破棄を阻止するため、雑賀ら政府の面々は、軍人、枢密院、そして輿論に対して瀬戸際の攻防で対峙する――。史実の中に浮かぶドラマを、精緻かつ情熱的に描ききった傑作!

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ロンドン狂瀾 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • ロンドン狂瀾(上)
    770円 (税込)
    1930年1月、日米英など五大海軍国によるロンドン海軍軍縮会議が始まろうとしている。随員を命じられた外務省情報部長・雑賀潤は、首席全権の若槻礼次郎らと日本を旅立った。だが、各国の利害が対立する外交交渉は難航の連続。その上、海軍軍令部は自らの主張に固執し、妥協案に対して拒絶の姿勢を崩さない。熾烈を極める状況の先に、雑賀は光明を見出せるか!?
  • ロンドン狂瀾(下)
    660円 (税込)
    ロンドンでの難交渉を終え、全権団は帰国した。しかし、条約の内容を受け入れられない軍令部は、統帥権の独立を楯に批准に反抗。輿論は二分し、議会での論戦も混迷の一途を辿るばかり。土壇場での条約破棄を阻止するため、雑賀ら政府の面々は、軍人、枢密院、そして輿論に対して瀬戸際の攻防で対峙する――。史実の中に浮かぶドラマを、精緻かつ情熱的に描ききった傑作!

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ロンドン狂瀾(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年01月25日

    良いフィクションというものはジャンルに関係なく、今の人の生き方や世界の在り方を問うものもあるように思うけど、この『ロンドン狂瀾』も今の世界や人の在り方を問うような重厚な物語だったと思います。

    上巻でロンドンでの軍縮会議を終え、話は国内へ。条約の内容を受け入れられない、日露戦争の英雄、東郷平八郎をは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月20日

    ロンドン海軍軍縮会議をテーマに描いた物語。

    下巻は統帥権問題が中心で非常に動きが鈍く、読むのに一苦労した。国防という論点を離れ、自陣の利権・立場を守るための論争となっていく流れは今とそういないと半ば呆れながらも痛感した。その中で浜口雄幸の強い信念は輝いていた。まさに命がけの行動であり、その後軍の専...続きを読む

    0

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