素読のすすめ

素読のすすめ

1,155円 (税込)

5pt

3.7

「素読(そどく)」とは、内容の理解は後まわしにして、古典を繰り返し音読すること。江戸時代以来、学習の初歩として行われてきたが、これには確かな意味があった。言葉の響きやリズムに浸ることによって感性が磨かれ、学びを深めるための土台をつくるのだ。また、素読は外国語の習得にも効果を発揮する。本書では、著者が子どもたちと実践してきた経験をもとに、素読の具体的な方法や外国における音読の例などをていねいに解説していく。声に出して読むことの意義をいちはやく再評価した書。

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素読のすすめ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    会津若松に旅行に行った際、日新館で文武両道の教育を知った。その中に素読があり、興味を持って読んだ。
    漢文以外にも世界の幅広い言語宗教の観点から素読の持つ意味が多面的に検討されていて面白かった。
    まずは大学から素読を始めてみたい

    0

    Posted by ブクログ 2017年11月19日

    語学力アップには素読が一番!それがよくわかる。

    英語教育の早期化とかいう話があるが、それは邪道である。英語力向上には論語の素読に限る。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年12月24日

    ・足達忠夫「素読のすすめ」(ちくま学芸文庫)を読んだ。素読といふと、私は漢文の素読しか思ひ出さない。その中でも明治の作家の文体とその力量を思ふ。これは私達には全く真似のできないもので、さすが江戸に産まれた人だとしか思へない。時代が違ふと言へばそれまでだが、その時代の中からああいふ人たちが生まれるのだ...続きを読む

    0

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