<伽羅王>斎伽忍と鷹木文彦がそれぞれマークする女性キャスター工藤珈織はいったい何者なのか。そして文彦の正体も同じく知れない。六本木CBS内で諒を封じた文彦は4時間後、新宿で<妖者>えん司と相対していた。一方、希沙良の事件に触発された十九郎と術者たち…亮介、冴子、諒、希沙良…は再び戦いの中に舞い戻ろうとしている。しかし要となる忍はますます不可解な存在となり――。
Posted by ブクログ 2010年03月19日
「地涯編」の謎の多くと、「ディアーナ」からのこんがらがった人間関係が一段落する巻。しかし、この巻の最後には、シリーズ最大の悲劇が待ち受けている。
名台詞・名シーンが多すぎる、私にとって大事すぎる本の一冊です。忍とあの敵との対決場面だとか、諒と十九郎の、馴れ合わないようで労わりあうような絶妙な距...続きを読む
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