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Posted by ブクログ
これまで20冊以上の片付けに関する本を読み込んできましたが、本書は間違いなくその中でダントツに素晴らしい一冊でした。
これまで私が出会ってきた片付け本は、読者のモチベーションを鼓舞する精神論的なものか、あるいは具体的な収納術や整理テクニックを解説するものかのどちらかに大別されると感じていました。
しかし本書は、その双方の役割を見事に兼ね備えています。読者の情熱を最大限にまで高めてくれた上で、次に何をすべきかという「Nextアクション」まで自然な流れで提示してくれる構成の巧みさには、ただ感嘆するばかりです。
しかもそのアクションプランは、気合や力みを必要とするようなハードルの高いものではなく、今すぐにでも始められる軽やかなステップばかりだからこそ、迷うことなく行動に移すことができます。
その圧倒的な説得力の背景には、著者の主観だけに頼らない科学的・心理学的なアプローチがあります。片付けがもたらす果実やメリットについて、信頼性の高いデータや根拠を交えながら丁寧に解き明かしてくれるため、ページをめくるたびに胸のすくような納得感を味わうことができました。無駄な記述が一切削ぎ落とされた構成は非常にテンポが良く、気づけばあっという間に読み終えてしまうほど引き込まれます。特に「物が勝手に減っていく7つの質問」や習慣化のための工夫は、これまでの思考の枠組みを鮮やかに変えてくれるような新しい視点に満ちており、日々の片付けに対する姿勢そのものを軽やかにしてくれました。
そして何より、私の心を最も強く揺さぶったのは「あとがき」に記された言葉でした。なぜ私たちは物を減らし、何もない空間を目指すべきなのか。その答えとして提示された「何もない空間こそが、人間を人間らしくする」という視点は、これまでの片付けの概念を根本から覆すほどの衝撃でした。
情報の処理や効率化といった領域において、人間がAIやコンピューターに敵う時代ではありません。けれど、何もない白紙の状態から豊かな空想を広げたり、ゼロから新しい価値を創造したり、不便や空白の中に楽しみを見出したりすることこそが、人間だけに残された美しい本質です。物に溢れかえった空間に埋もれてしまうことで、私たちは知らず知らずのうちにその大切な「人間らしさ」を見失っていたのかもしれないと気づかされました。
単に生活を整えるためのノウハウを得られたという一過性の知見を超えて、著者に対する深い敬意と、これまでにない深い感動が胸に残っています。片付けという日常的な営みを通して、自分の生き方や人間としてのあり方にまで思いを馳せさせてくれました。DaiGoさんすごすぎ!!
Posted by ブクログ
人生を思い通りに操る 片づけの心理法則
著:メンタリストDaiGo
大量のモノ、情報を処理する能力で、人間がAIに勝てる見込みはない。今後その差は開く一方である。けれども、「何もない」ところで感じ、考え、楽しむことについては、まだまだ人間に分がある。そこに、人間にしかできない仕事がある。
あふれるモノや情報に翻弄されたままでいることは、人間らしい能力を失うことにつながる。片付けは、自分自身が未来を選び、つくる行為である。
本書の構成は以下の7章から成る。
①片づけの基本・3原則
②心理的片づけで得られる 5つのメリット
③モノが勝手に減っていく 7つの質問
④これで二度と散らからない 毎日の片づけ習慣7
⑤エリア別・片づけの鉄則5
⑥時間を最大限活用する 7つのテクニック
⑦人生を最大化する 8週間プログラム
片づけで人生が変わる。
表面的に身の回りを綺麗に整えるのではなく、自分自身の頭も整理整頓し片づけ、自分自身何を大切にしたいか、どうなりたいのかを考え、そのために必要なものを周りに置いて生活する。
極端ではなく、効率だけを求めるでもなく、心の安息も得る中で生活を行う中で柔軟に自身の考えを生活に取り入れる方法が心理学やその他のアカデミックな裏付けを根底に備えながら紹介している。
片づけは人生そのものであることが、十分すぎるほど説明されている。今すぐに自身の身の回りが綺麗に片づくまではいかないないものの、あるべき姿やそれに向けた心と身体と周りの整理から前向きな気持ちが湧き出ていることが実感できている。
Posted by ブクログ
○必要な物を残す
×不要な物を捨てる
「モノが脳手に減っていく7つの質問」
質問1:「いったん捨てたとして、これを買い直すか?」(買い直し思考)
質問2:「長期旅行に持って行きたいモノか?」(トラベラー思考)
質問3:「誰かが買ってくれるとしたら売るか?」(ネットオークション思考)
質問4:「あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか?」(タイムトラベル思考)
質問5:「お金が無限にあったら、本当にこれを買うか?」(大富豪思考)
質問6:「これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるか?」(ほしいモノ変換思考)
質問7:「3年、5年、10年経っても必要か?」(ロングスパン思考)
この7つの質問は、片づけをするときに使える実践的なツール
二度と散らからないための片付け習慣
習慣1:1イン2アウト
習慣2:一日一与
習慣3:5秒以内に元に戻せるルール
習慣4:6割収納ルール
習慣5:数量限定→同じ機能のものは3つは持たない
習慣6:写真暗示
習慣7:自然に片づく小技の活用
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