5まで数える

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1,540円 (税込)

7pt

4.1

「5まで数えられないと天国へ行けない」という伝承に怯える少年と教会の幽霊の交流を描く表題作ほか、ホラーとSFの融合がテーマの世にも奇妙な6つの物語。

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5まで数える のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    面白くはあったが。
    科学の発展、もしくは人類滅亡を回避することが、技術的な問題ではなく、結局は人間のおろかさに阻まれる。毒強め。

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    Posted by ブクログ 2019年04月30日

    短編集。SF。ファンタジー。ホラー。
    おそらく初めて読む作家さん。
    趣向は違えど、どの短編も魅力的。
    青春数学ファンタジー的な表題作がとても良い物語。感動しました。
    残酷な近未来パンデミックものの「たとえわれ命死ぬとも」も印象的。

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    Posted by ブクログ 2018年10月05日

    ① 動物実験が禁止された世界の話。安全な医療とは、数多くの犠牲の上に成り立っているんだということ。 ② アンチフレッパーズ、アンチ疑似科学信仰 ③ ②の前日譚 ④ 凶悪犯罪少年集団6名を搬送していた飛行機が砂漠に墜落することによって巻き起こるドタバタ劇!(コメディとは言ってない) ⑤ いわゆる失算症...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月31日

    短編集。前半はSFなのかな。いきすぎた動物愛護で動物実験ができない世の中とか、ゾンビ的なものに怯える世界とか。全部面白かったけど重たい要素を含むなかで、ラストのショートショートが楽しかった!

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    Posted by ブクログ 2018年06月16日

    SFを得意とする著者の5つの短編と1つの掌編。

    表題作もよかったが,それよりも私は『たとえわれ命死ぬとも』に惹かれた。

    それは「動物実験禁止国際法」が成立した世界での「実験医」という職業の物語。


    動物愛護の観点から,世界中で動物実験が禁止された。
    医学の進歩に実験は欠かせない。しかし,その実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月17日

    科学系SF短編集。最初は報われない話が続いて挫折しそうになった。特に「たとえわれ命死ぬとも」。自らが人体実験の被験者となる実験医、という設定からしてすでに切ない。

    唯一救われたのは表題作の数字が理解できない障害を持った男の子の話。天才的な頭脳を持ちながら、全く数学を理解できないことを必死に隠して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月03日

    帯に「新感覚の理系ホラー誕生」とあるけど、そういっちゃうとへんにジャンルを狭めてもったいない。ドライでありウェット。6編の短中編集のうち書き下ろし3編がよかった。特に表題作はいい話でした。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年06月16日

    ん、これってSF になるのかな?
    星新一ばりの固有名詞感覚にディストピアな設定。結構好みかも。

    《疑似科学バスターズ》ものはチャチなアニメみたいだけど、ドーナツは美味しそうだし、ハンニバル・レクターもどきがイイ味出してる。「砂漠」は過酷で素敵なサバイバル。そして表題作は手指失認の少年の話、どうや...続きを読む

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