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BMIを理由に会社を解雇された主人公の元に、政府からダイエット企画の参加者に選ばれたという通知が届く。それは“敗者は死なねばならない”というルールのデスゲームだった(「太っていたらだめですか?」)。すべての人は例外なく、65歳の誕生日を迎える前後で死ぬ。64歳になった紫は、人生の目標をほぼ達成していたが、スリの子どもから被害に遭いかけ、追いかけていったすえにその子を手元に引き取ることに……(「六十五歳デス」)。さまざまなディストピア世界を生きのびる、パワフルで勇敢な女性たちの物語。あとがきに自作解説を含む。/【目次】六十五歳デス/太っていたらだめですか?/異世界数学/秋刀魚、苦いかしょっぱいか/ペンローズの乙女/シュレーディンガーの少女/著者あとがき
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Posted by ブクログ
ディストピアの世界を描いた短編集
数学や量子力学、宇宙の話を点在させながら、AIが今のスマホ並みに普通に使われている近未来が舞台の話が多くてなかなか不思議な内容でした
特に、秋刀魚が絶滅して食べられなくなった時代に、AI技術とかろうじて食べた経験のある曾祖母の協力のもと再現を試みる少女の話は面白かった
数十年後、本当にあり得そうな内容で、でもどれだけ技術が発達したところで、ホンモノには敵わない、ということと感じました
65歳で必ず死ぬ世界や、罹患したら必ずゾンビになるウイルスが蔓延している世界、ひとにうつす前に自殺する手段を国が推奨しているけれど、AIは人を殺してはいけないと言うルールがあって、自殺だけはAIに頼れない世界、肥満禁止の世界、腹ペコにさせて目の前で有名シェフに食事を作らせて、でも食べたら死ぬゲームの話、など、どこからそんなアイデアが浮かぶのかな、と思いながら読み進めました
と思っていたら、最後に著者による簡単な解説みたいなのが付録されていたので、しめくくりに読んで、読後感も良く終われました
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