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『永遠の0』の百田尚樹氏激賞。
「現在の私たちは戦争のない平和な国に育ちました。私も含めてほとんどの国民が戦争の記憶がありません。しかしこの平和は何百万もの兵士たちの犠牲の上にあるということを忘れてはならないと思います。井上氏が書かれたこの本はあらためてそのことを私たちに気付かせてくれます」
撃墜王――かつてこの国には、そう呼ばれた英雄たちがいた。敗戦後の日本で、彼らの活躍が語り継がれることなく忘れられていったが、戦後70年経ったいま、5人の元日本軍エースパイロットたちがついにその重い口を開く。
Posted by ブクログ 2017年09月03日
72年前。
空で20歳ちょっとの男の子たちが身を呈して日本を守っていた。
残っている写真の笑顔は、今の若者と変わらない。
この人たちが撃墜してくれたから、爆弾が落とされず、現在がある人だってきっといるのだろう。
そう考えると不思議だ。
彼らが自分の人生と引き換えに守った日本を、もう二度と戦争の哀しみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月04日
5人の元日本軍エースパイロットが語る戦争の記憶。 戦ってきた方の生の声を聞くと、今の平和な世の中に生きて、今の価値観で「特攻隊は無駄死にだ」なんて絶対に言えない。 知らなければいけない歴史。 無知は罪だなとつくづく思う。 戦争はないに越した事はない。 でも、親兄弟はもちろん日本国の存続すら危うくなっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月10日
(菅野大尉に関するエピソード目当てで手に取った。
笠井上等飛行兵曹のお話に少し登場。)
生き残った本人へのインタビューということもあり、戦後のご活躍も一緒に書かれていたのが良かった。
単語に解説もつくので知識がなくとも読みやすいと思う。
本文序章(p9l9)からの引用
「自分の意思に反して徴兵さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月16日
昭和的ではあるが、史実と思われるものに基づいた、調査力も発揮された本。
出ている方々には敬意を表するが、そこここから読み取れるのは、現場近くの人的資源は極限以上に力を発揮したが、物量的、作成指令本部?的、政治的、大本営発表しか報道しないメディア力から考えて、負けるべくして負ける大戦だった、というこ...続きを読む
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