コモリくん、ニホン語に出会う

コモリくん、ニホン語に出会う

792円 (税込)

3pt

5.0

「皆さんは国語の授業が好きでしたか?」
帰国子女という言葉すらなかった時代。
コモリくんは書き言葉で話す、周りとちょっと違う小学生。そのためにみんなと“仲間”になり切れず、国語(特に作文!)が大嫌いになったコモリくん。
そんな彼は日本語と格闘し、海外で日本文学を教える側になり、ついには日本を代表する漱石研究者にまでなってしまう。
米原万里氏ら多くの作家も笑賛した、自伝的エッセイの名著。
言葉という不思議なものを巡る冒険の書。
解説は『日本語が亡びるとき』の水村美苗氏。

※本書は二〇〇〇年四月、大修館書店より刊行された『小森陽一、ニホン語に出会う』を改題し、加筆・修正をしたものが底本です。

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コモリくん、ニホン語に出会う のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年05月02日

    他の本を読むあいまの「個読」で何ヵ月もかかって読み終えた。と言っても面白くなかったわけではない。そういう読み方を割り振っただけである。正直楽しい本だった。「道場破り」の高校での授業はとりわけ強く考えさせられた。私は小学校教師として国語で何を教えてきたのだろう。これほどのことができるのか。深い。まだ子...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年09月27日

    国語という科目は、何をする科目なんだろう。入試に必要なだけの科目だろうか。国語の教科書で習ったことはほとんど覚えていない。受験勉強もほとんど時間を掛けなかった。旧ソ連では、文法を習う科目と、古典の名作を読む科目の2つに分かれていたそう。古典の名作を読む授業は、ちょっと羨ましい。

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