P+D BOOKS 前途
  • 値引き

P+D BOOKS 前途

825円 (税込)
577円 (税込) 5月2日まで

2pt

3.0

学徒出陣が目前の九大生を描いた自伝的作品。

太平洋戦争の最中、昭和18年、九州大学に通う文学青年たちには深い交わりがあった。

文学的揺籃期における恩師・伊東静雄(詩人)から受けた薫陶、そして、学生仲間(島尾敏雄がモデルの小高、森道男がモデルの室、林富士馬がモデルの木谷)との交流が描かれている。

遼史を読み、東洋史の学問にも励むが、それ以上に仲間たちと文学を論じ、酒を酌み交わしながら、それぞれの仄暗い“前途”を案じている。

主人公の文学的形成の様を、約1年に渡り、日記スタイルで描いた“第三の新人”の代表的作家・庄野潤三の青春群像作。

...続きを読む

P+D BOOKS 前途 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年12月24日

    戦時下の人々の、とりわけ若き文学青年たちの日々が描かれる。
    〝歴史〟の裏側で、確かに存在していた市井の人々の暮らし。そこには多少の不便はあれど、今と変わらぬ若者の姿。

    0

P+D BOOKS 前途 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2017年06月09日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

P+D BOOKS の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

庄野潤三 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す