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Posted by ブクログ
ひと通り数学を学んだ人向き、と感じた。
後半にいくにつれ内容は高度になるが、基本的に1章で話は閉じる。
特にためになったのは、11章で積分のイメージを語る章だろう。
これまで、積分は微分の逆演算、という以上の説明をしてくれることはなく、また、あったとしても面積を導出する計算、という以上には意味付けがなされていなかった。
著者である森"一刀斎"先生は「気に入らない」とバッサリ切る。
その後なぜ気に入らないかを説明し、新たな解釈として、測度と密度によるイメージ、というものを与える。
測度のほうは私自身が過去にあまり学んでいないためいまひとつ分からないが、密度のイメージは、確率分布で連続のものの平均や累積分布を求めるのになぜ積分か、ということが覚えずとも頭に入るものであった。
冒頭に書いた通り、ひと通りの数学を学んだ人向けであって、そうでない人には徐々に重たくなってくる。
いずれ紙とペンを持って再読が必要な本である。
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