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四〇〇年近くに及ぶ帝政を打倒し、世界初の社会主義国を樹立したロシア革命。貧困を克服し、第一次世界大戦を終わらせるという崇高な理想のもとにつくられたソヴィエト連邦が、いかに当初の精神を失い、粛清の嵐の吹く独裁国家へと変貌を遂げていったのか。革命の主人公レーニン、トロツキー、スターリンたちをめぐる人間模様、バクー油田を巡る欧米諸国との利権争いなども描きながら、革命の全貌と真実にせまる。
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Posted by ブクログ
ロシア革命史入門 広瀬隆 インターナショナル新書
この革命についてはかなりの間違いを
吹き込まれて来たことをこの本で知ることができた
ソ連や中国共産党がマルクスが説いた物的平等を目指しことなく
独裁の頭の挿げ替えであったことは理解していたが
レーニンが革命前と後で豹変してしまった過程を見逃していた
レーニンは革命後の厳しい情勢の中で
訴えて支持されてきた農民や庶民の貧困からの脱却と戦争の即停戦を
権力の獲得と同時にその権力を守るために本末転倒に走り出す
手のひらをひるがえしたように農民のデモや
労働者のストライキへの弾圧と逆らう者の粛清へと変貌してしまう
それを引き継いだスターリンは裏で欧米と繋がりながら
仲間の粛清を徹底し私利私欲に精出すのである
もはや共産主義でも市民の参加による自主的な管理による政治でもなく
単なる秘密と嘘と暴力による独裁体制でしか無い
またユダヤ資本の関与を許すことで歪は大きくなり
バグー油田に関する利権争いについても理解していなかったことで
ソビエトの問題を歪めて認識してきたようだ
兎も角民衆が未熟で精神的に目覚めておらず機が熟していなかった
意識が高まることで利権という余剰物に対する
所有システムの問題点に気付く事から始まる共有システムと
個々の対等性と自由自在性をお互いに認め合う意識に到達する事から
始まらなければ自主的な管理による共産も共有も
過不足のない分配も不可能なのである
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