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トランプ大統領は就任式で「イスラム過激主義を根絶する」と高らかに宣言した。ドイツのいくつかの地域では若いムスリムの失業率は30%に上ると推測されており、フランスではムスリム女性の服装が厳しく規制されている。中国・インドでもムスリムは迫害や差別を受けている。そんな情勢の中、日本がイスラムにとっての希望の国となっている。イスラムの人々は日本のソフトパワーや科学技術を賞賛し、日本もシリア難民を受け入れ始めている。歴史をひもとけば、日本とイランは石油取引が始まる前から貿易が盛んだった。戦前の日本は「日本主導の下にアジアを統合して、欧米の世界支配に対抗する」という「大アジア主義」に則り、ロシアやオスマン帝国、東南アジア、中国のムスリムと連携しようとした。本書ではこのような日本とイスラムの関係史を辿り、日本の役割を考える。
...続きを読むPosted by ブクログ 2020年01月24日
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イスラムで日本に敵意を持っている人はごく例以外的(b15)であり、イスラムと日本との似通った心情やイスラム世界から日本への尊敬・畏敬・親近感でつながってきた(b19)。なぜなら日本は欧米諸国のように中東イスラム世界を軍事的に侵略したことはなく、インドやパキスタンの分離独立のよう...続きを読む
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