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Posted by ブクログ
目次
・踊る手なが猿
・Y字路
・赤と白の殺意
・暗闇団子
「踊る手なが猿」は、手なが猿の意味が分かれば事件のからくりはわかる。
だから純子がそれに気づいて泣き崩れるところで話が終わった方が、切れがいいんじゃないかなあと思ったんだけど、猿の種類がハヌマンラングールであることにこだわるのなら、最後のオチまで持って行くしかないのか…。
その方が動物としての人間の性が感じられていいのかもしれない。
でも、私なら猿の種類にこだわらずに、猿に気づいたところで終わらせるなあ。
好みの問題だと思うけど。
「暗闇団子」はタイトルのおどろおどろしさとは反対に、すごく切ない恋物語。
お初にとって、人生で立った半年だけの幸せな時間だったんだろうなあ。うるうる。
江戸時代の庶民の生活が生き生きと描かれ、ついうっかり居眠り紋蔵さんはいつ出てくるのだろうと思ってしまった。
4つの作品がそれぞれ全く違った味わいで、うまいなあと思う。
どの作品が好きかは、その時の気分だな。
今は「暗闇団子」が一番いい。
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