新・敬語論 なぜ「乱れる」のか

新・敬語論 なぜ「乱れる」のか

770円 (税込)

3pt

3.6

「それでは、会議を終了させていただきます」「この電車にはご乗車できません」─「敬語」は今、社会構造や人間関係の変化を反映し、さらに各地の方言も柔軟にとり入れながら、上下関係を表すのではなく配慮し合う言葉に変わりつつある。また、一人の人間が使うことばは生涯変化し続けることも調査で明らかになった。日本語の懐の深さと柔軟さが存分にわかる一冊。

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新・敬語論 なぜ「乱れる」のか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年12月08日

    敬語の変化がわかる本。

    大勢としては、尊敬語が拡大し、使うのが難しい謙譲語が後退しているらしい。

    まず、 尊敬語。
    個人的には、尊敬語を添加するタイプのものを「つぎたし敬語」、特別な敬語動詞に置き換えるのを「言い換え敬語」と呼んでいるのがわかりやすくてよかった。
    なお、前者は一般形、後者は特定形...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月29日

    敬語は成長に応じて
    生涯変化していくもの
    という事を 初めて考えさせられました

    一番使うのは
    私の世代 40~50代で
    使えないと 世間の評価も悪い

    けど その「世間の評価」として
    敬語の使い方にうるさくなるのは
    「自分が敬語を使われる立場」
    になってから
    というのが 笑えた

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月18日

    言語に見られる普遍的傾向として敬意低減の法則がある。使っているうちに効果が薄れ敬意の度合いが下がっていく現象である。待遇価値の下落とも言われ、敬語の使用範囲が時間の経過とともに下位の方へ拡大していっている。「貴様」は中世では敬意の高い言い方で武家の書面で使われたが、今や対等どころか目下へのののしりの...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年03月21日

    新・敬語論
    なぜ「乱れる」のか
    (NHK出版新書508)

    著者 井上史雄+
    2 0 1 7年1月10 日発行
    NHK出版

    謙譲語Ⅱと美化語、分かる?例示できる?
    2007年の文化審議会で敬語が3種類から5種類に増えた結果出てきたもの。なんじゃそれ?初めて聞いた、という人もいるかも。

    この本の著...続きを読む

    0

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