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知的創造は形式的な模倣ではなく、その根本まで突き詰めることで初めて可能になる──。そんな明快な観点に立ち、一世を風靡した名テキストが遂に復活! まずは、計画の立て方、発想法、モチベーション管理といった知的生産に欠かせない土壌づくりからスタート。そのうえで、実際的な文章の書き方、読み方から批判的思考の秘訣にまで踏み込んでいく。さらに、付録としてフロイトやボルヘスなど偉大な先達が用いた手法をまとめ、自分なりの思考法を磨けるように構成した。文庫化に際しては、定評ある旧版の内容をさらに精選し、新たにコラムも増補。知的生産のすべてをこの一冊に!
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年07月08日
インプットからアウトプットに至るまで微細に、歴代の知の巨人たちの英知をちりばめながら事例を紹介してくれるとてもありがたい本。
独学で、学び続けたい人はすでに読んでいるはずである本になっているはず!
読書案内にもなっているので、より深みを求める人は、本書に引用されている原本を手に取ってほしい。
これほ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月11日
流行りの自己啓発本は、人間が作り上げた高度化社会(先進国)でいかに効率よく(かつ可能な限り楽しんで)喰っていくかが大命題である。しかし本書はその域を超えて、効率と大量消費を核とする現代社会のその先をどうするか、ひいては、地球システム全体のために、何をどう考えなくてはならないのか、これが知的生産が直面...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月03日
みんな知ってる名著。いわゆる勉強術については、これ一冊読めばことが足りる。ここまで広範かつ深度のある勉強術の本はなかなかにない。10代のうちに読んでおけば、その後の学生生活はまったく違うものになると思う。また、20代以上でも、インプット・アウトプットの技法としても優れているのでホワイトカラーの仕事術...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月28日
新宿駅構内の本屋で見つけ、タイトルに惹かれて購入した。
この本を買うまで著者のことを知らなかったが、読み終えて、膨大な知識量に圧倒された。
最も示唆を得たのは、「科学的思考」に対する考え方だ。
科学は世界を切り取る一つの手法だという認識はあった。しかし、科学的思考は究極、「考えないこと」が目的だとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月29日
この本は、猿読書にて紹介されていたので、興味を持った本である。猿読書でも紹介されている通り、素晴らしい本だった。今までなんとなくわかっているけど、言葉に出来ないようなことについて、適切な言葉を用いて明晰に説明がされている。この本は、何度も読み返して本当に自分の血肉としたい。この本を血肉に出来た時、自...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月28日
【由来】
・読書猿
【期待したもの】
・無条件で買います。
【ノート】
・「知的」ハウツー本が数多く出回っている昨今、源流であり、真打と言える数少ない1冊だと思う。オリジナルは別冊宝島で1980年に出版されていた本書が、昨今のブームのおかげか、文庫本としてこの度復活。学生時代に引越しのドサクサで...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月31日
方法論だけでなく、古今東西の人物の事例を紹介しているのが参考になる。
ポール・ヴァレリーは、毎朝夜明け前に起床し、数時間思索・瞑想して想を練り、その時々の思いつきをノートに書きとめる日課を23歳から死ぬまで続けた。朝のみそぎは、自分の精神を読むことにあったと明かしている。「手帖」と呼ばれているノー...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月16日
私が実践してる知的生産・知的創造のための手法・考え方が書かれている。
あれこれと書かれているが、私はこのようにするのが良いと考えている以上のものは無いので腑に落ちたら真似たら良いし、そうでなければ別の手法考え方を模索するのがいい話。
帯に「核心を説く決定版」なんてたいそうに銘打ってるけれど、誇大広...続きを読む
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