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Posted by ブクログ
警視庁組対特捜の怪物、東堂絆の大ピンチ!「ブラザー」というタイトルがついた驚愕の理由が終盤で分かる! 東堂絆が主人公のKシリーズも6作目。JシリーズやQシリーズとも絶妙に絡み合っており、ついつい全シリーズを読んでいる。
今回の作品も暴力団竜神会と中国マフィアが関わった麻薬の密売がベースになっている。主人公の東堂絆は凄腕の剣士でもある。今回は何故だか手足や命に懸賞金がかけられ、半グレやチンピラに襲われまくる。当然バッタバッタと小気味良く倒していくのだが、物語の終盤に最大のピンチがやってくる。
また、今回の作品の副題である「ブラザー」は、竜神会と中国マフィアの驚くべき関係を表しているのだ。んー、そうきたか。
極道の恐ろしい世界が描かれているが、一方で絆を取り巻く個性豊かな人々がこの作品の魅力である。剣聖でありながらお茶目な祖父天明(今回は絆を庇って恐ろしい相手と闘う)、謎の外国人ゴルダ、近所に住む香具師である蘇鉄、元彼女である千佳。いずれの登場人物も絆を大切にし真っ当に生きている。だからこそ、黒の世界と白の世界の対比が一層際立つのだろう。
今回は、白の世界に黒の世界が侵入してくるのだ。大切な人を傷つけられた東堂絆が、次の作品でどう行動するのか?出版されるのが待ちどうしい。
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小説・文芸
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