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Posted by ブクログ 2015年08月21日
国家の性格と道路網が構築されていく過程の関連が、
古代ローマの時代まで遡り考察されている。
古代の道のあり方と現代の道のあり方が類似しているということも大変興味深い。
なんといっても、鉄道が整備される近代までは「駅」という言葉が指すのは道路の要所である、というのが印象的だった。
「道の駅」のほうが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月27日
歴史の学び方って、いろいろあるんだと思いますが、道路に着目して学ぶのはかなり面白そうですね。
とくに理系の人は、こういう切り口が好きなんじゃないでしょうか。
「すべての道はローマに続く」という言葉がありますが、この言葉は、ローマ帝国が道を大切にした証でもあったんですね。
道路は、実は単調増...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月14日
本書は「道路」という名の人類が作り上げてきた英知の結集ともいける構造物を体系的に論じるとともに、日本人と道路との関係性をドラマタイトなものに仕上げている。
道路管理に携わった人間が読めば震えるほどの感動を覚えることは間違いない。
勿論、道路に興味が無い人が読んでも、本書に限っていえば興味深く読み進め...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月06日
タイトルに『日本史』とあるので、いわゆる日本史に関わる道路の編選的なものを想像していたのだけれど、本書は『日本史』よりは『道路』の方に重きがあり、『道路の成り立ち』よりは『在り方』を中心にしているため、導入部はかなり読みにくかった。しかし、あくまで『道路の在り方』が中心にあると分かれば、著者の語り口...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月14日
行政に身を置く者として、道路行政の奥深さを知ることができました。我々が歩く現代の道路は、その構造は中世の道路とはもちろん異なりますが、実は「道路行政」は中世から存在したということがまず興味深いのです。さらに、中世の政権が道路を開設する土木工事を行うとき、一定割合を地元負担としたなど・・・現代の国直轄...続きを読む
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