去年の冬、きみと別れ

去年の冬、きみと別れ

480円 (税込)

2pt

ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか? 「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

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去年の冬、きみと別れ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年07月04日

    おーもしろかった〜!
    普段は文学?に分類されるような本を読んでいて、ミステリー作品はあんまり読まないんですけど、友達に勧められて読んでみたら意外にも文章がとても美しくて文学的な要素も体感できました。そしてミステリー特有?の伏線&伏線回収とか最後に進むにつれて劇的に変わる展開とか「これがミステリーかー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月15日

    面白くて続きが気になる本でした。
    怖くてドキドキする内容でしたが、展開に驚いて早く早く、とページを捲る手が止まりませんでした。
    伏線がすごいです。再読します。

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    Posted by ブクログ 2022年05月06日

    芸術とは何か?を考えた本だった。


    私は絵を描く。曲も作る。
    細かく言えば、仕事としてはミュージシャンであり、趣味は絵を描くことだ。

    私は『芸術とは何か?』と聞かれたら、『合法化した犯罪だ』と答える。

    絵の中では、曲をつくる中では…あるいは小説や写真の中ではいくらでも人を殺せるからだ。
    特定の...続きを読む

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    購入済み

    2019年03月28日

    独特の雰囲気に呑み込まれ一気読みできる作品。
    個人的には、内容も良かったですが、何よりもタイトルが洒落ていて、言葉のセンスが素晴らしいなと思いました。

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    Posted by ブクログ 2024年01月09日

    叙述トリックもびっくりだったけど、
    何よりも登場人物たちの自己分析というか内省していく描写がリアルで繊細でとても好きだった

    登場人物はみんな狂気的で歪んだ思考を持ち合わせているんだけど、共感できてしまう部分もあり
    自分の中にも狂気が眠っているんじゃないか、何かのきっかけで目覚めてしまうこともあるん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月27日

    これ映画化もされましたよね~。
    結構前に電子版を買って積ん読になっていたのを読みました。中村文則さん2冊目です

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    Posted by ブクログ 2023年04月16日

    ずっと気になっていた本で、ついに読んでみたけど読み終えたらちょっとモヤモヤして、献辞の意味が分かったらそういうことねという感じ。これが映画化されているということを知り、内容も入り組んでいるし、登場人物の秘密だったりも映像化していくのは難しそうな作品だと感じたので、是非見てみたいと思った。

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    Posted by ブクログ 2022年10月31日

    二件の猟奇殺人を犯した元カメラマン。
    彼の記事を書くために訪れた記者との面会から始まる。

    同著者の『何もかも憂鬱な夜に』を読んで何もかも憂鬱な気持ちにしかならなかったが、今回もダークな気配。

    しかし読後は伏線回収どころか、伏線探しで大混乱。私には難しかったけれど読み応えは有り。

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    Posted by ブクログ 2022年09月17日

    薄くい割には内容が濃く、
    なんだか引っかかる気味悪さが残りながら進む展開にどんどんのめり込んでしまいました。

    ライターが姉弟が起こした事件を書籍化する為の調査。
    人形師、交差する視点、あなたには書けないってなんで!?
    最後はこの本の意味が分かる。

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    Posted by ブクログ 2022年03月19日

    とにかく文庫の帯にある通り、頁を遡って読み直し、の繰り返しで正直疲れた〜。読後も頭を整理するつもりでペンと紙を持ち出す始末(笑)
    映画を先に観ていたのが、良かったのか否か。(助けになったようにも思うけど、映画と原作小説は別物ですからね)
    さすが中村文則というほかないなw
    面白いし、凄いのは間違いない...続きを読む

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